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インタビュー 第3回

外為 >>ALL外為比較サイト運営者  /  ZERO >>FXデイトレーダーZERO さん

外為 :
先ほど(対談第1回)で、あと投資は中国株だけとおっしゃってましたが、他にはやってないですか?
ZERO :
やってないですね。結局FXのデイトレが中心で、短期売買はこれで忙しいので。
ただブログで開示しているデイトレ用口座に余り多くの現金を入れると身の危険を感じるんで、その点は結構悩んでるんですよね。 あんまりここに現金ジャブジャブ入っているのもヤバイ。インターネット上で名前も出してますから。
だから逆に、読者のほうから見てデイトレーダーってイメージでどのぐらい口座に入っているのがまぁ凄いと思えるようなレベルなのかなって考えて、それは大体一千万ぐらいかなって。若い人だと一千万以上って結構貯まらないレベルで、なんかコツコツ貯金とかしましたって言う人がたくさんいるんですけど色々と使っちゃうからか一千万以上持ってる人って意外と少ないらしいですね、特に今の若い世代ですと。
だから大体そのぐらい口座にあると、まあお金持ってるって感じるラインなのかなって感じで置いてるんですけど。
外為 :
そういう苦労もあるんですね。
ZERO :
やっぱり危ないですよね。そしてじゃあその残った現金はどうするんだって話になって。。。
「ここは中国だろう、どう考えたって中国だろう」と思いましたね。これから世界で活躍していくみたいなイメージです。
持ってるのは現物株です。ですのでハイレバだ、委託保証金だとかそういったことは関係ないので、結構下がってこないと意識しません。 ただまずいのは為替なんですよね、香港ドル/円が12円、13円って下がってくると目減りしますよね。いくら中国株買っても・・・。
外為 :
香港ドルは、目標相場制度っていうのか、事実上のドルペッグ引いてるんですよ。ドル安の影響はありますね。
ZERO :
そうですね、結局ドル/円が下がると引いちゃうんですよね。
だから本当はヘッジで香港ドルが高い時にショートで相当分をショートにしておけばいいのですが、 ただ香港ドル/円をショートにすると金利払いなんで、金利を払うってことになってしまいます。金利をもらうのは大好きなのですが、払うのは抵抗ありますね(笑)だからホントは香港ドルをショートにして、中国株を買ってとかややこしくなりますね。
両建てにしたって金利は払うだけで、中々・・・。外為比較さん、中国株どうなんでしょうね。
外為 :
個人的には短期では弱気にみてますが。
ZERO :
あの国はまだまだ問題多いですよね。
外為 :
今回でも新疆ウイグル自治区で起きていることは懸念です、少なくとも国内は民族紛争状態ですね。
何度も各国や国連が人権問題を指摘し、改善を促しても結局一年前の北京オリンピックからも何も変わっていないように感じます。 そして今回ついに胡錦濤氏がサミット参加を途中で止めてまで国内問題の為に帰っちゃうというのは国として大変まずいと思います。 データ的にも人口の60%が農民で、1ヶ月の収入が日本円換算で4000円から5000円ほどでその人たちは内陸の農村で貧しく暮らしていますね。
すると中流階級を除くと、一部の湾岸地域の富裕層が大半の富を独占し経済発展しているのが今の現状でしょう。 人権問題以外にもワイロや公害や私有財産制度、また一党支配や人民元の固定相場制(バスケット通貨管理制度)など懸念があります。
ですので、あくまで短期的にはですが、私は中国には高度成長に入っていく前に解決すべき点があると思ってます。
もうちょっと時間がいるかなと。ZEROさんの夢を壊してしまうようですが。
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ZERO :
いやー、でもあそこは危ない国なんですよ。ただ私が見てるのはもう少し先、2020年〜2030年といった先です。
今中国では一人っ子政策とかしてるじゃないですか。で、2020〜2030年が労働人口ピークなんですよ。
だからそこまでは一応期待してます。
やはり労働人口の増加は経済成長するのに大切ですんで。
そういった意味では日本株は買ってもあまり上がらない。
外為 :
指摘の通り、労働人口、高齢化といった視点では長期的には日本株のほうが危なっかしいかもしれないですね。
ZERO :
なんか最終的に今香港ドルで通貨を受け取れる業者ってなかなか見当たらなかったんですけど、そういう業者が出てきて欲しいんですよね。 香港ドル/円が下がっても、もういいよっ現地通貨で受けとるっていう。
日本株については、今わりと緩んでますけど、年末までにはまた株価は上がってくると思ってるんですよ。 日経平均株価で考えると少なくとも1万円以上でクローズすると思ってるんですよね。 この今緩んでいる所は押し目買いのところで、少なくとも再度7000円割れてくるっていうイメージはやっぱりないんですよね。
7000円割れてこないとなると、まあ緩んできた所を買って最後の1万円越えてくるのを見るっていうスタンスで合ってると思うんですけど。 ただ為替もポイントですね。ドル/円も落ちるとすぐ円高論調が沸いてきて大騒ぎになる。で、もう明日にも80円です!みたいな論調がテレビでどんどん出るんですよね。
もちろん70円だとか、65円とかといった円高水準もいつかは来るかもしれないけど。戦後の360円からみれば常に円高基調で来ているわけですので。
しかし「いつ?」って時間の概念が無ければ結局、評論家としてはいいんですけど、トレードは話にならないんで。
私が考えているのは輸出企業の想定レートなんです。今年の想定は95円だよみたいな。だから今年はここを中心にやるんですよ。どんなことがあっても。 つまり年末や年度末で85円とかでクローズしちゃったら大変なことになっちゃうんでやっぱり割り込めば財務省が黙っていないということで必ず入ってくるんで。
期中でも急落すれば入ってくるのではないでしょうか。 ということで今年は80円とか一時的に突っ込むことはあっても、じゃあ恒久的に85円とか80円のまま年末を迎えてしまうっていうようなことは今年はないと思うんですね。 来年になるとまた来年の想定レートが出てくるんで、それがどんどん下がっていけばやはりそれにあわせて考えていくと思うんですね。想定レートを中心に介入するかって視点で考えるんで。
今年も95円で設定されている以上、結局その前後で考えざるを得ない。現時点では一旦レンジを落としてきたんで、まあ90円から95円でしばらくやりましょうと。 ですのですぐ来月にも85円だ、80円だ、もうやっぱりアメリカの景気が悪いから、ドルが凋落、売られるとか言われたって今年は大丈夫だと思うんですよ。 年末までで見れば、一旦突っ込んできても想定レートを睨みつつ戻ってくる、いや戻すと思うんですよね。株だってあれだけ年金使ってでも買い支えしていたし。
外為 :
国益として企業を守るという考えですよね、放置はできない。本当にそうかは分からないけど、そうやって市場関係者で考えている人が多ければ結局そうなるんでしょうね。
デイトレーダーというより長期的なエコノミスト的なお話で参考になります。
ZERO :
そんなことないですよ。
取材日時 2009年7月
次回 >>> いよいよZEROのトレードについて


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