ZERO Profile

インタビュー 第4回

外為 >>ALL外為比較サイト運営者  /  ZERO >>FXデイトレーダーZERO さん

外為 :
さてトレードのお話しですが、一日どれぐらいの時間をトレードに充てられているんでしょうか?
ZERO :
実際エントリー自体は一瞬で、一日一回ぐらいですが、見てるのはかなり見てます。
外為 :
とにかくそのポイントを逃さないようにしているんですね?
ZERO :
そうですね。私の場合、その日に寄りますが、基本的には欧州時間とニューヨーク時間はしっかり見ています。 毎日15時から翌午前1時が自分で決めたルール上で出してあるトレード時間なんですけど、そこの間は大体見ていますね。
基本的には、東京時間はブログを書いたりして、欧州、ニューヨーク時間は基本チャートをずっと見てます。
トレーダーってこんな生活なので運動できないのが難点というか・・・運動不足です。電車にも乗らないので
自己管理ちゃんとやらないとホントに深刻なんですよ。だから毎日散歩に行くのが日課で、昼と夕方に出掛けますね、もちろんリラックスするためにも。家に居てず〜〜っとチャートをみてるっていうのも非常によくないなっていうことで。
外為 :
なるほど。ZEROさんは通貨ペアの選択はどうしてますか?複数の通貨ペアをざ〜〜って見て決めますか?
それとも大体この通貨ペアでいくとか決めてそちらを注視して決めるんですか?
ZERO :
そうですね、思うに “上げる下げる” を主導している通貨ペアってあるんですよね。例えば今日はユーロ/ドルが主導になって、他ペアも連動して動くみたいな感じです。それを取引しつつ、波及する通貨ペアを取引するのが一番でしょうね。
マニアックな例では、「ええっと豪/ドルが利上げして、かつニュージーランド/ドルも当分は強気だ」という話になれば豪ドル/ニュージードルが一番買い方だと思う。でも私個人はもうドル/円とユーロ/ドル以外はトレード自体はしないですね。あとデイトレでやるならポンド/円ポンド/ドル。この4つだと思うんですよ。実際これで充分です。
外為 :
なるほど、デイトレにしてはその4つにはスプレッドが広いのもありますね。その通貨ペアの共通項はなんでしょうか。
ZERO :
ええ、トレード、特にデイトレとしては一番メジャーというか、一番売買をする人たちが好んでやっている通貨ペアが重要です。 なぜならテクニカルチャートポイントが機能しやすいんですよね。
みんなが同じものを見て、同じ判断をすることになります。もちろん流動性というか取引量も多い。
ポンドやる人はポンド/円とポンド/ドルのどっちか(どっちも)やってますよね。専業の人は大体。 ドル/円、ユーロ/ドルやっている人か、ポンド/円、ポンド/ドルをやっている人か、もしくは通貨全体を見てやっている人か・・かな。
私はレートが自然な時は、クロス円とドルストレートを常に見てるんですけど、上記でトレードするっていうならドル/円とユーロ/ドルしかしないですね。
PHOTO_004
外為 :
さっきストップロスオーダーは置かれないとおっしゃってましたが。
ZERO :
そうですね、手動ですね。
外為 :
リミットのプロフィットテイクも置かれないんですか?それも手動ですか?
ZERO :
それは置きます。
外為 :
それは置くんですか。利を伸ばすという?
ZERO :
置く時は、がーっときてぐっときてるので刺さるのを狙うんですが、それ以外は、自分が意図しないところで刺さっちゃうのがイヤなんで。 だから、まぁ毎日ちゃんとレートやチャートを見てるんで、私はストップ置くより有利なところで逃げるのがほとんどですよね。 ただ利益確定となると指値置いたほうが、ぐっと下がってががーんと戻る時でも刺さるんでそういう場合は入れることが多いですね。
これらの勝率はかなり高いんですけど、損益のほうに結構重点を置いていて1勝9敗や場外ホームランを狙わないタイプなんですよ。 やっぱり人間なんで追い込まれると厳しい、精神的にも1勝9敗は厳しいと。その30連敗40連敗することがある前提の中で、でもナンピンの繰り返しでどんどんポジションとって半年に1回大勝すれば、「やった!モナコだよ!!」みたいな。そういうトレードはやっぱりその耐え続けることっていいますか、行動経済学上は勝てるわけじゃないですよね。
1勝がでかければいいんだよっていうのは、それもあってもいいと思いますが精神的によくないですよね。
あと毎日負けて、負けて負け続けて、それこそ場外ホームランってのは、ブログ運営上も見栄えも悪いんで(笑) 毎日「勝ちましたっ!」ていうほうがブログも読者も取引明細も良いじゃないですか。
「ZEROさん、今年全然大当りがこないですねぇ・・・」って暗い感じで、そして6ヶ月ぶりに「大ホームランだ!」みたいなのってちょっと・・・・。
読者からしたら「この人いつ勝つんだろう・・・」、「いつになったらあなたは勝つんですか?」みたいなムードになって、 すると私も「待っていてください。そのうち大当たりが来ますよ」みたいなのは余りにもイメージが悪く、トレード上も精神的にもよくないので。
人間なんで、システムトレードじゃないので、人間がやるんだから、5勝5敗とかある程度の勝率がないと、なんかやっててキツイですから。 だから勝率の目標を置いて、利益を小さくっても積んでいく。ここぞという場面以外は大きく取るとかはしないですね。よっぽどでないと。
外為 :
なるほど。基本的にお話聞いているとトレンドフォローで乗っていかれる感じで、レンジトレーダーではないですね。
ZERO :
ええ、レンジでは見てないです。
外為 :
さて次の質問ですが、他のトレーダーの方とお付き合いはありますか?
ZERO :
いや、余りないですね。まずFXを紹介してもらった友人、知り合いの人はトレーダーではないですね。「金利もらえるいい話があるよ、凄いいいのがあるんだよ」みたいな普通の人ですね。押し目をロングで突っ込んでただけです。 ALL外為比較さんがイメージしてる“FXトレーダー”って人との交流はほぼ無いです。 というか、はっきり言ってリアルに勝ってる人は殆どいないです。結構雑誌とか載ってるトレーダーとかもインチキ多いと思います。 だからそんなトレーダーさんとお付き合いしたくないってのもあるんですよ。
外為 :
なんですって??なぜ分かるんですか?
ZERO :
公開されてる手法とか、書いてる考え方とか見ればすぐ分かりますよ。「おいおい、これで勝てる訳ねーだろ!」って。勝った時だけを明細出してきたり、デモトレだったりなど大体見分けつくんですけど、思えば殆ど本物のトレーダーなんかはネットやブログなんてやらないですよね。
だからイメージダウンしたくないなっていうのがあるんですよ。一緒に誰かと何かやるとなったらセットで見られます。 例えばA著名トレーダーがいろんなマニュアルとかを販売していたりして、私のブログ読者が結局それを買っても全然勝てないと。 すると、「ZEROさん、その人と仲良しですよね?」みたいな。「ZEROさんこの人を推奨してましたよね?」みたいな。 そうするとこっちのイメージダウンになるかもしれないし、そういったことは制御できないと思うんですね。
もちろん、よっぽど凄いんであれば私からぜひ一緒にやりたいんですけど、考えるとよっぽど凄い人は私とやりたくないと思うので(笑) ですので、あまりそんなことは考えないですね。 どちらかというと気の合う方と付き合って、ちょっと雑誌に出たりこういう対談をしたりで今の所はこれで充分ってところがあります。
あと付け加えると、シグナル配信とセミナーとかの依頼が凄いくるんですよ。やってくれって言うのがすごく。
これは何て言うんでしょう、ブログ読者からもくるし、そういった業者みたいのも凄いくるんです。ただ業者さんのスタンスは当社に儲けさせてくれよっていう感じで、あなた1割で私9割でやりましょうと。金額も凄いです。
私としてはそうするともう読者が疲弊するというか、どっちにしても読者が反響が大きい。 あとセミナーもやれば多分お客さんは来ますよね。でも参加費がもの凄い高額だと、結局私やセミナー主催者を儲けさせるということなのであんまりをしたくないんです。
私は基本0円でやったっていいと思うんですよ。ブログでも基本的に全てを無料で展開しているんで。だけど読者、参加者は3万4万とか払うじゃないですか、その会社の為に、私のために。それは良くないかなと。
ということで、今のところ情報は無料で出しているんだっていうスタンスなんで断っています。 もし本格的にやるのであれば、セミナーを受け付ける契約を交わす資格をとる。投資顧問業登録じゃないですけど資格をとる。 さらに会社を自分で立ち上げたほうが自由に価格設定できますよね。極端な話、参加料100円ですよって言ったっていい訳です。
ただ他のそういった専門業者さんが入ると、さすがに0円でやってくれとはいかなくなってくるんで。だったら私は別にお金欲しくないのに一生懸命準備して開催して、参加者には遠距離から交通費かけて来てもらって、また高額なセミナー代を払うとかいうのはちょっと。なので最近試しているんですが動画解説を始めてみました。動画解説であれば営利関係なく、You-tubeにアップして貼り付けて見れますよね。 これが“動画セミナー開催”となると、「これは教えてるな」みたいに見えるので、単に動画サイトに貼り付けてるだけ。 もちろん投資ジャンルなんで、絶対自己責任だっていうのはわかるところに書いておいて、ブログにも必ず自分で頼むよって書いてありますよ。ユーザーに損させるんじゃないかとか、そういう可能性はあると思うんですよね。
つまり、有料か無料かって凄い大きな差だと思います。有料で何かをやる、投資のサービスを販売するってなった時に、やっぱりそれだけの契約を交わさないと極めて危ない物になってくる、損失を出させるってことになる可能性がある。それを考えると、全て無料にするってことが今の基本になってますね。
ただ難しい所ですね。周りの様子を見ながら誰と何をやっていくみたいのは大事なことで、常に考えを変化させるわけです。 何でもいつまでも完全に拒否だっていうスタンスでも無いんですよ。
取材日時 2009年7月
次回 >>> ZEROの考えるレバレッジ規制とその背景について


  1. ページ1
  2. ページ2
  3. ページ3
  4. ページ4
  5. ページ5
  6. ページ6
  7. ページ7
  8. ページ8
  9. ページ9