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専門誌「FX攻略.com」への寄稿コラム


毎日100円超えのスワップポイントでコツコツ金利収入を!

1998年外為法改正以降、個人投資家にFX投資が普及した後の各国の政策金利の動向を振り返ると スワップポイント(以下SW)が注目された時期は「米国同時多発テロ〜2008年9月のリーマンショック」の後半と考えます。だいたい2006年を中心に、2004〜2008年くらいでしょうか? いわゆる各国の中央銀行、特にFRBが同時多発テロから立ち直った米国経済の過熱を懸念し、金利引き上げ状態を定着させた時期と重なります。

当時は現在の低金利政策が嘘のように先進国から新興国まで高金利でした。例えば9年前の2006年6月は米ドル 英ポンド 豪ドルでそれぞれ一日約149円、270円、121円のSWがもらえました。対して日本の円だけは一向にデフレ脱却がなされず超低金利が続きました。

そこで、円を売り調達通貨として、上記などの高金利通貨を「下げたら買う!!!」の一点張りでどんどん買いを積み上げていくSW手法が有名になりました。

しかしこの手法はその後のリーマンショックで大変なことになるのですが。。。

では歴史はここまで!読者の方の中には初心者の方もいらっしゃると思いますので、簡単にSW投資の仕組みと3つの通貨ペアを挙げてみましょう。


SWとは通貨によって金利が違うことで発生する、2種類の通貨の金利差のことを指します。日本のような低金利通貨を売って、高金利の通貨を買うとその金利の差額を毎日受け取ることが出来ます。反対に高金利通貨を売って、低金利通貨を買うと差額分の金利を支払わなければなりません。皆さんもご存じのとおり日本の金利はとても低いので、例えば日本のような低金利通貨を売って、オーストラリアドル・ニュージーランドドルのような高金利通貨を買うと、その金利の差額を毎日受け取ることが出来るという仕組みです。SWは外貨を安く買って高くなったら売ることがベースになっているFXで為替差益以外で利益を得る唯一の方法と言えるでしょう。

どれくらいの金額が得られるのか、最近人気のトルコリラ、またSW狙いの方に長く主流な豪ドル、NZドルで具体的な内容を見ていきます。

1.トルコリラ

トルコは高金利国の中でも断トツの政策金利を保っています(2015年4月現在7.50%)

そのため日本との金利差が大きく、対円で高いSWを得ることが出来ます。トルコ国内はここ数年過熱気味であった経済が抑制された結果,経常収支,物価上昇等の経済指標は改善。2013年に入り内需の盛り上がりから徐々に経済は回復しています。

今後についても人口7,667万人の半数以上が29歳以下と若く、豊富な労働力を有しているのも特長のひとつです。昨今の原油価格の下落は通貨リラ安という為替環境もあって輸入の抑制につながっており、輸出への寄与、経常収支の改善、さらには外需の牽引力を強化すると予測されています。

外為どっとコム、セントラル短資FX、ヒロセ通商、マネースクウェア・ジャパンなどがトルコリラを扱っています。

2.オーストラリアドル

石炭、鉄鉱石、金などの天然資源も豊富であり、原油価格や採掘量など取引の参考情報・指標も得やすいですが、それと同時に原油・農作物等の第一次産業や商品価格に影響を受けやすいところが弱点と言えます。農作物に関しては天候にも左右されるので、様々な情報を常に最新の状態にしておかなければなりません。SWの要となる政策金利は2015年2月以降2.25%。以前と比べると下がっているものの、日本や米国と比べれば未だに高い水準を保っています。

3.ニュージーランドドル

ニュージーランドは、日本やアメリカ、EUといった他の主要通貨国に比べ、経済規模や面積、人口も少ない国です。ただどの主要通貨と比較しても金利が高く、また政策金利を下げる国が目立つ中でニュージーランドは2014年7月以降3.50%の水準を維持しています。 ニュージーランドにとって一番大きな輸出相手国は、地理的にも近いオーストラリアです。その為オーストラリアの経済状況や、オーストラリアドルのレートに影響されやすく、似たような値動きをします。

以上、代表的な3通貨をご紹介しました。

最後に金利差を狙うこのSW手法は金利収入自体は安全ですが、通貨安のリスクもあります。新興国通貨中心のスワップ投資は、新興国の経済規模が小さく投資判断となる情報も少ないです。投資した後も情報収集を心掛け、また長期スワップ獲得に見合った小さなロットでの投資を心掛けましょう!

2015年6月21日 誌面掲載分


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「FX攻略.com」への寄稿コラム

本寄稿コラムは、株式会社Waplusが発行する月刊誌「FX攻略.com」へSBIホールディングスが運営するFX情報比較サイト「ALL外為比較」が独断と偏見に満ちた、しかし他では読めないコアなFX情報・独自の視点での寄稿文を、掲載しているものです。

※ 原則、月間誌への寄稿文をそのまま掲載しておりますが、小幅な加筆修正を経ることもございます。
※ 最新版を読まれたい方は毎月21日前後に発売される「FX攻略.com」をご覧下さい。

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