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専門誌「FX攻略.com」への寄稿コラム


ギャンブル性の高いFXではなく堅実な資産運用としてのFX

こんにちは。ジングルベルの音が聞こえてきました。2015年も残すところあと僅かですね。読者の皆様の今年の成績はいかがでしたか?2015年は米利上げが年間の一大テーマでしたがそれに反してドル/円は過去数年の一本調子の上トレンドでなく、アベノミクス3年目の相場は大変難しかったと思います。ユーロ/ドルも結果的に概ね1.05〜1.15ドルのレンジであり(11月現在)方向感はありませんでしたね。筆者自身は来年も一層難しくトレンド転換を内包する年との印象を持っています。今回は、経験者の方もこれから始める初心者の方も、来年に向け堅実に利益を出せる為に、今更ながら「ギャンブル性の高いFXではなく堅実な資産運用としてのFX」を考えていきたいと思います。

FX独自のギャンブル性の要因

まずFXにギャンブル性が有ることは否めません。これは株式投資でも投資信託でも同様です。ギャンブルを綺麗な言葉で置き換えると「投機性(的)」ですが、投機でも投資でも、元本保証の無い金融商品には多かれ少なかれギャンブル性がつきまといます。


FX独自のギャンブル性の要因を考えてみますと、
ー蠍技餠皸幣紊療蟷颪可能、国内商品最大25倍のレバレッジが使える
24時間いつでも投資可能なことは、逆に夜中や空白時の不測事態に対応しにくい
差金決済の為、株式投資のように企業の業績向上に比例した総和拡大が生まれず、利益を得た人の反対側には損失を出した人がいる、いわゆる「ゼロサム」である。

の3点が大きく挙げられると思います。


高いレバレッジポジションはいつも市場のリスクに晒されている

なかでもやはり,離譽丱譽奪犬旅發気ギャンブル性を高めます。25倍が高いということは他の金融商品と比べてみても、例えば中〜上級者向けと言われている株式信用取引は約3倍、日経平均先物で約10倍であることから推測できます。

25倍では分かりにくいので、マージン(資金)比率に直すと4%です。

4%以上の値動きは株式や商品市場と違って、先進国間の通貨ペアの日足では過去めったにありませんが、未来もそうとは言えません。

最大レバレッジを掛けている状態は常にロスカットの危険に晒されていると言えます。


しかも取引所取引は開帳している時間が決まっていますので場が終われば利益も損失もその時点で限定されるのに対し、FXは週末まで「場が閉じる」という概念がありませんので、時間軸から見てもレバレッジポジションはいつも市場リスクに晒されています。

この時間軸に関わることが△離ャンブル性に繋がります。

通常でない経済状態や(テロや国家破綻のニュースなど)、そこまでいかなくても○○ショックや、2010年5月のNY市場に発生した「フラッシュ・クラッシュ」のような原因が特定されない一瞬の大変動もあります。さらに事実でなくても、ヘッドラインや思惑だけで想定外の値幅が増幅されますので、高いレバレッジは一瞬でロスカットとなってしまいます。


事前に避けられるリスクは排除して行動する

さてギャンブル性の定義を「自分の手の及ばない偶然性」と考えると、投資家でなくとも通常は、事前に避けられるリスクを充分考え、排除して行動します。

FXでなくても、例えば自動車ローン、住宅ローンにしろ事前に払えないリスクを考え、少々の生活環境変化くらいでは問題無い範囲でローンを組みますよね?

住宅ローンは年収の5倍までが勤め人では限度と言われてますが、団体信用生命保険(通称「団信」と言われています)は、住宅ローンの返済途中で死亡、高度障害になった場合に、本人に代わって生命保険会社が住宅ローン残高を支払うという形をとりリスク排除をしています。反対側の法人から考えれば、「レバレッジ疑似金融商品の住宅ローン」でも、リスク金額の大きさ(数千万)と長い時間軸(数十年)から、とてもリスキーだと、銀行や生命保険会社や不動産会社などは考えて行動しているのです。

ですので、個人投資家としてはこの点充分すぎるほど警戒して行動しなくてはなりません。

自分が管理できない夜中や未明に分を超えた投資をしている状態はまさにギャンブル。何が起こっても強制ロスカットにならないレバレッジにするか、逆指値注文を入れるか、または一旦ポジションをクローズして安眠しましょう。これが結局は長い堅実な資産運用としてのFXに繋がります。


強制ロスカットは最悪。マーケットに常在する必要はない

何も行動をしないのは論外、強制ロスカットは最悪です。しかし安全弁とは言え「逆指値ヒットメール」から始まる朝もとても気分が悪いです(笑)なら、いったんポジションを閉じるのも良いのではないでしょうか。上に行ってもその値幅を取り損ねただけで、きっちり自身でリスク管理したのです。翌日、同じ考え・同じ環境なら機械的に再度建てましょう。翌日、違う考えや、もっと大事なことが出来たらそちらに集中しましょう。

まとめますと、高いレバレッジのまま寝たり旅行に行ってはいけません(笑)またそんな投資行動をヒヤヒヤしながら繰り返しても精神的に不安定になり、投資以前に生活リズムが崩れます。投資に勝つとか資産運用どころではありません。マーケットはいつも開かれており、未来永劫続くのです。いつも居る必要はありません。


2016年への展望は?

さてさて、2016年への展望は如何でしょうか。

来年は申年(さるどし)。年間スケジュールはこれから様々なメディアで出てくると思われますが、最大の争点は米国の大統領選でしょう。現在共和・民主とも確たる大統領候補は決まってませんが11月に向け議論が活発になると思われます。一説には共和党の方がウォール街に近いですし、8年ぶりの政権交代があれば金融市場には追い風が吹くとの話もあります。


2016年の資産運用も上手くいくことを祈念してます。良いお年を!

2015年12月21日 誌面掲載分


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「FX攻略.com」への寄稿コラム

本寄稿コラムは、株式会社Waplusが発行する月刊誌「FX攻略.com」へSBIホールディングスが運営するFX情報比較サイト「ALL外為比較」が独断と偏見に満ちた、しかし他では読めないコアなFX情報・独自の視点での寄稿文を、掲載しているものです。

※ 原則、月間誌への寄稿文をそのまま掲載しておりますが、小幅な加筆修正を経ることもございます。
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