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専門誌「FX攻略.com」への寄稿コラム


投資信託

こんにちは、今週末から夏休み突入ですね。 さて本日は投資信託(以下投信)について触れていきます。誌面の関係上相当略していますので。専門用語などはネット検索もご活用下さい。またFX攻略.comの読者様ということでレバレッジ活用、時に全力勝負という事は経験されていても、余り値動きの無い中長期投資商品の投信はなじみが薄いとも思い、基礎的な内容で書いてみます。

さて、FXは仕組みが極めて単純であり商品である通貨ペアも少なく、投資情報の多い先進国同士のペアなら1桁です。対して投信は現在募集分だけでも総数は4桁にのぼり、その内容も多種多様とても書ききれません。

しかしながら筆者は投信もFX同様単純なものが一番良いと思っています。さらにいえば一般の方にとって投信以外でも複雑な金融商品は購入すべきでないと考えています。預金で置いていても別に恥ずかしくありませんし、数年前のデフレ下なら預金こそ最強の金融商品だったのです。古くから“自分が分からないものに手を出すな“と格言もあります。サブプライムローンやCDSのような複雑な金融商品はプロ同士だけでやればいいのです。

理由はこの後触れる重要な確認事項が、単純明快な金融商品でないと極めて難しく面倒だからです。
その重要な確認事項とは、「理解」と「目的(適正・確認)」と「手数料」です。

まず「理解」ですが、命の次の大事なお金を他人に「信」じて「託」す訳ですので、その投信の仕組みやリスクについては理解し、欲を言えば買ったものは売るまで細部ウォッチするのが良いと思います。 何がどうなったらハッピーになるのか、または台無し状態になるのかが理解できない行動こそ投機でありギャンブルです。みんなが買っている毎月分配型投信だから投資、FXだから投機ではありません。 後で思い出せるくらい単純なインデックス系やETFに近いものが良いかもしれません。

「目的(適正・確認)」も重要です。皆さまお好きのFXや日経平均先物などであれば、レバレッジもので自ずとハイリスクハイリターン認識、倍になっても証拠金全てが吹き飛んでも想定内と一般の方より遥かに高い金融リテラシーをお持ちで、中にはセミプロのような方もいるでしょう。
目的は、短期で高値売り抜け!当たれば2倍!!など、目的は一攫千金に近いです(笑)

しかし投資信託は、銀行から郵便局まで、今まで元本保証が当たり前だった金融機関店舗で販売されており極めて普通の方が購入されます。堅実で様々な目的で購入される方が多いでしょう。
ご高齢の方が、例えば通貨選択型投信(新興国通貨・為替ヘッジ無し)等の複雑怪奇な投信を購入することが、果たして目的に沿っているのかまた適正なのかは重要な確認事項です。

そして「手数料」です。重要です。ここは他の商品と比較してみましょう。

FXは純粋にスプレッドだけと明瞭です。
強引に手数料率を計算すると、ドル/円100円として1万通貨売買でスプレッド0.5銭なら50円/100万で片道0.005%と超格安ですね。(スリッページ、スワップを除く)

株式現物は株式委託手数料で、上記と同じ100万円なら大体500円くらいの手数料ですのでFXの10倍で片道0.05%です。安いです。
(正確にはFXスプレッドは手数料込、株式は外ですので若干の%のズレはあります)

さて投信は手数料体系が複雑で手数料水準も高いものが多いです、販売時点のみならず継続期間に応じても手数料がかかります。価格.com( http://kakaku.com/fund/)で検索するとものすごい数がありました。有名どころでざっくり手数料を見ます。
パッシブ型は、購入時手数料無しのノーロードタイプが増えてきています。継続手数料が年0.2-0.5%、中途解約ペナルティ費が0.0-0.3%くらいです。アクティブ型は、販売時手数料が2.16-3.24%、継続手数料が年1.85%前後、中途解約ペナルティ費が0.3%前後です。
(正確には、継続手数料は信託報酬、中途解約ペナルティ費は信託財産留保額)

パッシブ型のノーロードタイプであれば購入時の手数料は投信の方が安いですが、それ以外は全て株式現物の方が圧倒的に手数料は安く、特にアクティブ型の継続手数料はとても高いことが分かります。
不動産物件仲介手数料の3%+6万円も高いですが一回限りです。継続でかかる投信の手数料は総じて安くはありません。

最後にくれぐれも良い話など無い事を。
超富裕層の秘密クラブや公務員共済組合等一部団体にはありますが、一般金融機関には、「貴方だけに特別な」商品や金利はありません。昨今、学資保険や一時払い終身保険や公社債MMFなどをプロの金融機関が相次いで高利回り商品を売り止めにしています。戦後、一時的に銀行金利や生損保予定利率は下がることはあっても、再開予定の無い売り止めなどありませんでした。率直に言えば降参しているのです。マイナス金利もあり今はプロでさえ1%前後の運用益すら安定的に出せない経済環境です。くれぐれも一般からかけ離れた高利回り商品にはご注意ください。

2016年7月21日 誌面掲載分


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「FX攻略.com」への寄稿コラム

本寄稿コラムは、株式会社Waplusが発行する月刊誌「FX攻略.com」へSBIホールディングスが運営するFX情報比較サイト「ALL外為比較」が独断と偏見に満ちた、しかし他では読めないコアなFX情報・独自の視点での寄稿文を、掲載しているものです。

※ 原則、月間誌への寄稿文をそのまま掲載しておりますが、小幅な加筆修正を経ることもございます。
※ 最新版を読まれたい方は毎月21日前後に発売される「FX攻略.com」をご覧下さい。

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