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専門誌「FX攻略.com」への寄稿コラム


何やら怪しい雰囲気で終わりそうな2016年。。。資産防衛について

皆さん、こんにちは。さて10月下旬となり今年も残すところあと2ヶ月ですね。今年はどうやら波乱の年で終わりそうです。
そろそろ各所から「2016年総括と2017年予想」のような記事も出てくると思われますが、今年~来年はもしや相場の転換点(と疑われるタイミング)ではないか?とも感じ今回は防衛策を考えてみました。
もちろん2016、17年がそうと断言できる訳もありませんが、今年は1/4日大発会からの中国株暴落、6月の英国EU離脱。来年も新米大統領就任と転換点となる要素は充分にある可能性を感じます。

月並みですが防衛策としては、

1.取引を控える(現実的にはポジションを小さくする。売買回数を少なくする。反対売買までの時間を短くする など)

いまさら読者の方には言わずもがなですが、知識と実行は別かもしれません。
レバレッジもののFXは株式現物や投資信託などと違って相場の変動に脆弱です。特にFXは25倍と最高倍率が高いです。9/27日ドル/円101円1万通貨例示なら、わずか4万円ほどの証拠金で元手は掛からない反面、これは4円少々の変動で証拠金維持率が100%を割り込んでしまうとも言い換えられ、変動の大きな相場ではロスカット警告ラインに抵触します。例示の4円は値幅が大きい、維持率100%が必ずロスカット警告のた会社だけでは無い ですが、ボラの高い時には4円は数日と言わず一晩で瞬時に到達しかねない為注意が必要です。

ということで、控えると言うのは極論ですが現金比率を増やしましょう。市場にさらされるポジションを小さくする、また売買回数を少なくする、また反対売買までの保有時間を短くする といったことは、大変基礎的ですが有効な防衛手段と思われます。様子見は投資活動を休めない機関投資家には出来ない個人投資家の利点です。

2.高金利通貨戦略は再考(段階的縮小やポジション解消も検討)

上記1.で困難となるのはスワップポイントを主軸とした投資ポジションと思います。
売買回数の減は元々関係ありませんが、低レバにて可能な最大ポジションサイズ保有で反対売買は想定せず長期で持っているケースが多いと思われます。
FXは差益決済が主でスワップ狙いは日本独特の手法とも聞きますが、FX会社ページにもスワップ投資を謳ってるケースも目にします。
しかしながら株式現物でもそうですが、長期的な投資とは相場環境を加味せず、単に株や通貨を何も考えず持ち続ければいいというものではないと思います。

ある意味、高金利通貨国は新興国が多く、また新興国経済は相場の転換点に大きな影響を受けがちです。
そもそも、高い金利負担(スワップ払い)でもそれ以上に経済成長出来ると投資家から期待された新興国への資金流入とは、低金利政策で金融緩和状態の先進国マネーとのバランスで成り立っています。
これらのバランスが崩れかねない時(新興国経済鈍化・先進国テーパリングなど)には資金が回収されがちですので注意です。

3.専門家、ネット情報、自動売買はあくまで参考

これもいつもながら。まず、アナリストやエコノミストさんのいう事は参考程度です。
悩み多き相場転換点では専門家のもっともなコメントが神の声にも聞こえますが、振り返ると昨年末~年初の「2016年大予想」を振り返ってみても日経平均株価もドル円もさっぱり当たってません。
専門家から見ても相場は平時でも予想は極めて難しく、まして転換点ならばもう絶望的です。

さらに、これらの方々はあくまで組織の一員として発言しているのであって、その所属組織の意向を強く反映しています。
個人で思ったことがそのまま表に出ることはありません。
例えば社内の営業部門が強気で外貨買い商品を販売しているのに、所属アナリストが弱気に外貨売りとは発表できません。良い悪いではなく、組織の一員として肩書を伴って言えることは限定的なのです。個人的会合でこそっと全然違う考えとを聞かされるのも良くあることです。

次にネットの投資情報です。2chや投資家の方のブログは、偏った責任を伴わない意見が多い反面、所属組織の束縛は受けません。泡沫な意見が大半ですが稀にとんでもなく良質で速報性の高い意見もあります。
しかしこれらも見極めが困難です。結局これも参考程度であって自身の決断を超えることはありません。

自身の決断を超えることが無いという事では自動売買も同様です。
他人のトラックレコード(過去の成績)やトレードカードの提供で自動売買サービスを提供している会社もあります。
大変有益で一定の利点はありますが、常に採用ソフト(売買ストラテジー)の入れ換えを考えなくてはなりません。
上手く利益の出ているソフトが増えれば増えるほど成績は平準化・陳腐化すると思います。
また自動売買でも、最後の最後の決断はトレーダー自身がすることに変わりはありません。
このくらいの下落はまだまだ大丈夫と思っているのに、ソフトが「これより100万円の損切りを行います」とディスプレイに警告を表示した場合、あなたはソフトを止めますか?損切り約定を見届けますか?

3つほど申し上げました。
ポイントとしては、諸々を判断するにあたって幅広く総合して判断することが重要です。人にも保有ポジションにもですが、惚れ込むことも逆に嫌悪することも危険です。
突き詰めれば、投資家個々人の決めたルールや判断にきっちり従うことが重要と考えます。個々人により置かれた環境が違いますので正解が無い世界ですが、だからこそ自己判断が試されます。

2016年10月21日 誌面掲載分


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本寄稿コラムは、株式会社Waplusが発行する月刊誌「FX攻略.com」へSBIホールディングスが運営するFX情報比較サイト「ALL外為比較」が独断と偏見に満ちた、しかし他では読めないコアなFX情報・独自の視点での寄稿文を、掲載しているものです。

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