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専門誌「FX攻略.com」への寄稿コラム


FXと株式取引

こんにちは、2016年ももう残りわずかですね。クリスマスに行くレストランを何カ月も前から予約している方や年末の連休を心待ちにしている方、いろいろだと思いますが今年の皆さんの投資戦績はいかがでしたか。6月の英国EU離脱(英国民投票)や11月の米大統領選挙など予想外の大きなイベントの多い年だったのではないかと思います。そして12月と言えば3月・9月に次いで決算期と伴って株主優待の権利確定月としている会社の多い月です。そこで今月は株式売買とFXを比較していきたいと思います。

株式取引とFXの共通点

FXは(最大)25倍のレバレッジを武器に資金の少ない状態でも様々な通貨を売買することが可能で、最低購入通貨単位は会社によって異なりますが約4,000円の証拠金があれば取引可能です。株式を購入する際、通常の現物取引は購入株数×株価分の資金が必要となり、信用取引にすれば約3倍のレバレッジをかけることが出来ます。少ない資金でより大きな利益を得られる可能性があるという点では同じですが、最低預託金は新規取引に係る約定価額の30%以上(最低30万円)が必要な会社も多く、FXよりはスタートのハードルは高いかもしれません。

信用取引では「売り」注文からスタートすることも可能です。つまり「これから下がるかもしれない」と思う株は信用取引で「空売り」注文を行い、下がった段階で「買い」注文を行うことで利益を得ます。この「売り」からの取引という部分もFXと共通しています。また信用取引が出来ない銘柄もあります。また、価格変動等によりその損失の額が当初預け入れていた資金を上回るおそれがあります。FXでも為替の変動により証拠金が不足する場合があるので証拠金取引という点は共通していると言えるでしょう。

株式取引とFXの相違点

FXではレバレッジをかけているからと言って追加で手数料を徴収されることはありませんが、信用取引の場合名称は異なっても取引手数料や信用買いに伴う融資金利、建玉の貸株料や逆日歩などの手数料などがかかってきます。また、信用取引を行う場合は現物取引の口座とは別に信用取引の口座を開設しなければならず、顧客の投資経験、預り資産などに基づいて各社が審査基準を設けているのでその審査が通らなければ開設することは出来ません。株価によっては保有資産が0になるどころかマイナスにもなりかねない取引なので「信用取引」の名前の通り顧客が「信用」に値するかを判断することは証券会社として重要なことなのだと思います。

他にも既に保有している現物株式も資産として見なされるため、現金+保有株式分の合計金額にレバレッジをかけた金額が取引可能額となります。FXでは他の通貨がプラスになっていてもそれが資産として証拠金に計算されることはありませんのでこれは信用取引の特徴でしょう。

株主優待

株を保有している人には購入時と売却時の株価の差益狙いの方もいれば、長期保有して配当金で稼ぎたいという方、その他に株主優待狙いの方ももちろんいらっしゃると思います。FXの場合は保有期間スワップポイントの受取(もしくは支払)がありますが、株取引の場合は配当金や株主優待がもらえる場合もあります。株主優待は権利付最終日までに株式を一定数以上購入し、権利確定日を跨いで保有している株主に対して与えられる優待制度で、自社製品の会社もあれば商品券、他割引券など多種多様です。法的な義務があるわけではないので優待のない会社も存在します。

冒頭でもお話した通り、期末決算の3月と中間決算の9月は優待の権利確定日としている会社が多く、そのどちらかもしくは両方で優待を実施しているところもありますしその他の月に実施している会社もあります。権利確定日の直前は株主優待を目当てに株式を購入する人も増えるので株価は上昇傾向となり、反対に過ぎてしまえば配当した分の金額分価値が目減りすることになるので株価は下落傾向になる場合もあります。そこで各証券会社が賢く株主優待を享受する方法として紹介しているのが「つなぎ売り」(寄付又は引け成り)です。(但し約定してしまう時もあります。) 権利付最終日の前に現物買い注文と信用売り注文を同数量で注文します。そうすれば現物買い注文と信用売り注文が同じ価格で約定し、価格変動があっても売りと買いそれぞれの損益で相殺されます。その後は権利付最終日の取引終了以降現物渡しの注文を行うことで信用売りの分の返済を行なえば、売買手数料などの手数料のみで株主優待の権利を得ることが出来るという流れです。各証券会社がつなぎ売りの紹介ページを設置しているのでそちらでもぜひ詳細な方法を見てみてください!※

FXで取引中の方の中には株式取引もされている方が多いかもしれませんが、株式においても取引スタイルは長期保有・短期保有とFXのように人それぞれ違うと思います。前に述べたこと以外にも制度の違いなどが沢山あると思います。ぜひFXだけでなく一味違った株式取引を活用してみてください!

※SBI証券『つなぎ売り』をマスターして、株主優待をお得に活用しよう!
https://site2.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_domestic&cat1=domestic&cat2=none&dir=info&file=domestic_info150522.html

2016年12月21日 誌面掲載分


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「FX攻略.com」への寄稿コラム

本寄稿コラムは、株式会社Waplusが発行する月刊誌「FX攻略.com」へSBIホールディングスが運営するFX情報比較サイト「ALL外為比較」が独断と偏見に満ちた、しかし他では読めないコアなFX情報・独自の視点での寄稿文を、掲載しているものです。

※ 原則、月間誌への寄稿文をそのまま掲載しておりますが、小幅な加筆修正を経ることもございます。
※ 最新版を読まれたい方は毎月21日前後に発売される「FX攻略.com」をご覧下さい。

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