FX・為替比較はALL外為比較

  • FX会社を探す
  • FXの基礎知識
  • Q&A
  • 外国為替マーケット予想

ALL外為比較 > 外為マーケットコラム > 米貿易赤字微増もドルは堅調

外為マーケットコラム

米貿易赤字微増もドルは堅調

7日に発表された6月の米雇用統計によると、失業率は前月比変わらずの4.6%だったが、非農業部門の就業者数が同12万1,000人の増加にとどまった。事前予想の18万5,000人増加を大幅に下回ったことで労働市場の過熱感が一服し、利上げ見通しが後退した。それを受け、ドル・円は週末を挟んで約1カ月ぶりの安値水準となる1ドル=113円台に下落し、ドルは対ユーロでも下落した。しかしドルは11日には反発し、12日発表の5月の米貿易統計で赤字幅が予想以上に増加しなかったことから堅調な展開となり、今月の高値水準に並んだ。
 5月の米貿易赤字は前月比0.8%増の638億3,500万ドルとなった。事前予想では650億ドル程度まで赤字幅が増えるとの見方があっただけにドルの支援材料となった。日米の金利引き上げが一巡し、来週以降は相次いで発表される米企業の第2四半期の企業業績の数字に関心が集まり、米株式市場が好決算を受けて上昇するならばドルの支援材料になるだろう。

【円サイドの関心は日本の再利上げのペースに】
円サイドからの市場の関心は13、14日に開かれる日銀金融政策決定会合でゼロ金利政策が解除された後の再利上げのペースに集まっている。谷垣財務相は盛んにゼロ金利解除を急ぐ必要はないと発言しており、秋に新首相が誕生することなど政治的な意味合いもあり、市場では年内の追加利上げはないのではとの見方が台頭している。物価上昇圧力が一段と強まれば別だろうが、株式相場の軟調さや先行きの米景気動向を見極める必要などがあり、追加利上げ観測が強まるのはまだ先となりそうだ。

(オーバルネクスト/森 成俊)

2006年7月13日

株式会社オーバルネクスト 森 成俊

担当
為替、先物市場
信条
為替証拠金取引の拡大により、為替取引はより身近になりました。ドル・円、ユーロ・ドル中心に為替を取り巻く環境、テクニカル分析を交え、為替取引の一段拡大を目指し、わかりやすい解説を心掛けています。
経歴
91年ゼネックス(現オーバルネクスト)入社、97−99年までNY現地法人勤務。03年よりオーバルネクスト調査情報グループリーダー。ラジオNikkeiファイナンシャルBox火曜日の為替、商品市況のコメンテーターも務める。

株式会社オーバルネクスト

 オーバルネクストは、国内外の先物取引や為替情報に関する各種のニュースやデータを配信、またこれらの情報に伴うシステム開発を行っております。スピードと正確性に富むニュースやデータの配信に加え、オーバルネクスト独自の情報分析を含む各種コンテンツを一般投資家や各種ブローカーの皆様へ幅広く提供しています。
詳しくはこちらをご覧ください

コラム一覧へ戻る

当社は「ALL外為比較」に掲載される情報(以下「掲載情報」といいます。)の完全性および正確性を保証いたしません。

また掲載情報は、将来における結果を示唆するものではありません。

したがいまして、お客様において掲載情報に基づいて行動を起こされた場合でも、当社はその行動結果について何らの責任も負担いたしません。

掲載情報に基づく行動は、お客様の責任と判断によりお願いいたします。掲載情報は、金融商品の売買等の勧誘を意図したり、推奨するものではありません。

お客様において掲載情報に含まれる金融商品の売買等の申込等をご希望される場合には、その掲載情報に記載の金融機関までお客様ご自身でお問い合わせください。

当社はお問い合わせに関し対応いたしかねます。

掲載情報のうち「外為マーケットコラム」等に関しましては、著作権法等の法律により保護されており、

個人の方の私的使用目的以外での使用や権利者に無断での他人への譲渡、販売コピーは認められていません。