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外為マーケットコラム

米景気減速感から一方的なドル高・円安にならず

16日にシンガポールで7カ国(G7)財務相・中央総裁会議が開催されたが、エネルギー、インフレ、貿易の保護主義が議論の中心となり、為替については突っ込んだ議論はされなかった。そのため、円安の流れは変わらずドル・円は18日の海外市場で1ドル=118.20円台に上昇し、約5カ月ぶりの高値をつけた。しかし米景気の減速感から利上げが見送られたことで、一方的にドル高・円安が進むには至らず、まだしばらく方向性を探る動きを強いられそうだ。

【米経済ソフトランディングならドル堅調か】
8月の米消費者物価指数は総合指数、コア指数とも事前予想と同じ前月比+0.2%にとどまった。加えて最近の原油を中心とした一次産品価格の下落傾向からインフレ圧力が後退している。同月の米住宅着工件数は同-6.0%の166万5,000件(年率、季節調整済み)となり、住宅市場の減速は歯止めがかからない状況になってきた。米経済がソフトランディング(軟着陸)し、インフレなき成長を遂げることができれば、ドルは堅調に推移するとみられる。

市場は各国の金利動向に注目しているが、20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが見送られたことでドルの上値は重い。今月12日現在、シカゴマーカンタイル取引所(CME)で大口投機家の円の売り越し幅が対ドルで9万9,452枚と過去最高になっているが、円の下値が堅い商状となれば、月末に向け、円の買い戻しの動きが強まりそうだ。

(オーバルネクスト/森 成俊)

2006年9月21日

株式会社オーバルネクスト 森 成俊

担当
為替、先物市場
信条
為替証拠金取引の拡大により、為替取引はより身近になりました。ドル・円、ユーロ・ドル中心に為替を取り巻く環境、テクニカル分析を交え、為替取引の一段拡大を目指し、わかりやすい解説を心掛けています。
経歴
91年ゼネックス(現オーバルネクスト)入社、97−99年までNY現地法人勤務。03年よりオーバルネクスト調査情報グループリーダー。ラジオNikkeiファイナンシャルBox火曜日の為替、商品市況のコメンテーターも務める。

株式会社オーバルネクスト

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