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外為マーケットコラム

ドルの基調転換

 ドル・円は1ドル=116円台半ばまで下落した。今回の下落でドル・円が中期的なドル下落局面に移行してきたのか、修正安局面にとどまるかの判断は現段階ではできない。しかし少なくとも前週に予想した121.38円へ向かう流れから、一度は200日移動平均線が通る116円台前半に向かう流れになったとみる。ただ、3日に発表される10月の米雇用統計の内容次第では再度基調転換の可能性もある。

 ドル相場基調転換のきっかけとなったのは、10月27日に発表された7−9月期の米国内総生産(GDP、速報値)が前月比+1.6%にとどまり、大方の事前予想の2.2%を大きく下回ったこと。その数値を受け、ユーロ・ドルが1ユーロ=1.2750ユーロに上昇し、ドル・円は1ドル=117円台半ばにつれ安となった。50日移動平均線が通っていた117.70円を割り込み、テク二カル面から弱気に傾いた。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で大口投機家の円売りが過去最大水準まで膨らんでいたことで、円の買い戻しが進みやすかったことも円高・ドル安が進みやすい要因だった。

【米中間選挙後に次のステージへ】
 今月7日に米中間選挙の投票が行われる。ブッシュ大統領の支持率は10月上旬に33%まで低下し、過去最低を記録した。米ニューズウィーク誌の調査によると、10月28日現在、同大統領の支持率は37%とやや改善したが、不人気なことに変わりない。ただ同誌が行った調査によると、10月26、27日時点で民主党に投票すると回答した人はそれまでの50-51%から49%に低下し、今年初めて50%を割り込んだ。中間選挙まで2週間を切った時点で共和党がやや巻き返した格好だが、中間選挙を境に為替市場にも次のステージが現れる可能性は十分にある。

(オーバルネクスト/森 成俊)

2006年11月2日

株式会社オーバルネクスト 森 成俊

担当
為替、先物市場
信条
為替証拠金取引の拡大により、為替取引はより身近になりました。ドル・円、ユーロ・ドル中心に為替を取り巻く環境、テクニカル分析を交え、為替取引の一段拡大を目指し、わかりやすい解説を心掛けています。
経歴
91年ゼネックス(現オーバルネクスト)入社、97−99年までNY現地法人勤務。03年よりオーバルネクスト調査情報グループリーダー。ラジオNikkeiファイナンシャルBox火曜日の為替、商品市況のコメンテーターも務める。

株式会社オーバルネクスト

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