FX・為替比較はALL外為比較

  • FX会社を探す
  • FXの基礎知識
  • Q&A
  • 外国為替マーケット予想

ALL外為比較 > 外為マーケットコラム > ユーロ強気・ドル中立・円弱気で年越し

外為マーケットコラム

ユーロ強気・ドル中立・円弱気で年越し

 ドル・円は一時1ドル=119円台前半まで上昇し、約2カ月ぶりの高値をつけた。ユーロ・ドルは1ユーロ=1.3000〜1.3200円のレンジ取引だが、ドル・ユーロ・円は1ユーロ=156円台半ばまで上昇し、史上最高値を更新した。その後、修正安となったが、155円台で推移し、堅調な値動きだ。ユーロ強気、ドル中立、円弱気のスタンスに変更がないまま、今年の取引は終わりそうだ。

 高金利通貨のニュージーランド・ドルが対円で1年ぶりの高値をつけるなど、投機資金は金利の高い方に流れる図式だ。日本の景気拡大は59カ月連続となったものの、国内総生産(GDP)ベースで年率2%台の低成長で、いざなぎ景気時とはスケールが違う。日銀が来年1月17、18日に開かれる金融政策会合で追加利上げに踏み切る可能性はあるが、他の通貨に比べると低金利で円買い意欲が高まってこない。
 景気減速が進む米国は来年半ばまでには金利が引き下げられるとの見方がある。その一方、欧州中央銀行(ECB)は現行3.50%の政策金利を来年4.0%まで引き上げるとの見方が支配的だ。

【CMEで投機家の円売りが倍増】
 06年の商品先物市場はファンドなど投機資金の流入で歴史的高値をつける商品が続出した。為替市場でも投機資金の動向が相場に大きな影響力を持っている。その傾向は年々大きくなっている感があり、短期的な方向性を予想するには無視できない。

 米商品先物取引委員会(CFTC)が22日に発表した建玉明細ではシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で大口投機家は円を今月19日現在、9万2,519枚売り越している。11月28日現在が4万1,958枚売り越しだったため、約3週間で円の売り越し幅はほぼ倍増したことになる。12月に入り、円の売り玉が積み上がった格好だ。今月上旬から半ばにかけて1ドル=115円台半ばから118円水準まで上伸したが、115〜118円水準まで下落すると円の買い戻しが活発化するとみられる。終値ベースで115円割れとなった時は基調転換と判断したい。

(オーバルネクスト/森 成俊)

2006年12月28日

株式会社オーバルネクスト 森 成俊

担当
為替、先物市場
信条
為替証拠金取引の拡大により、為替取引はより身近になりました。ドル・円、ユーロ・ドル中心に為替を取り巻く環境、テクニカル分析を交え、為替取引の一段拡大を目指し、わかりやすい解説を心掛けています。
経歴
91年ゼネックス(現オーバルネクスト)入社、97−99年までNY現地法人勤務。03年よりオーバルネクスト調査情報グループリーダー。ラジオNikkeiファイナンシャルBox火曜日の為替、商品市況のコメンテーターも務める。

株式会社オーバルネクスト

 オーバルネクストは、国内外の先物取引や為替情報に関する各種のニュースやデータを配信、またこれらの情報に伴うシステム開発を行っております。スピードと正確性に富むニュースやデータの配信に加え、オーバルネクスト独自の情報分析を含む各種コンテンツを一般投資家や各種ブローカーの皆様へ幅広く提供しています。
詳しくはこちらをご覧ください

コラム一覧へ戻る

当社は「ALL外為比較」に掲載される情報(以下「掲載情報」といいます。)の完全性および正確性を保証いたしません。

また掲載情報は、将来における結果を示唆するものではありません。

したがいまして、お客様において掲載情報に基づいて行動を起こされた場合でも、当社はその行動結果について何らの責任も負担いたしません。

掲載情報に基づく行動は、お客様の責任と判断によりお願いいたします。掲載情報は、金融商品の売買等の勧誘を意図したり、推奨するものではありません。

お客様において掲載情報に含まれる金融商品の売買等の申込等をご希望される場合には、その掲載情報に記載の金融機関までお客様ご自身でお問い合わせください。

当社はお問い合わせに関し対応いたしかねます。

掲載情報のうち「外為マーケットコラム」等に関しましては、著作権法等の法律により保護されており、

個人の方の私的使用目的以外での使用や権利者に無断での他人への譲渡、販売コピーは認められていません。