FX・為替比較はALL外為比較

  • FX会社を探す
  • FXの基礎知識
  • Q&A
  • 外国為替マーケット予想

ALL外為比較 > 外為マーケットコラム > ドル・円は上値を試すか、日米金利縮小なく

外為マーケットコラム

ドル・円は上値を試すか、日米金利縮小なく

 ドル・円相場は1ドル=120円台に上昇した後も堅調だ。17日の東京時間に120.87円を試した後、上げ一服となったが、05年11月の高値121.38円が目前だ。年明けから米景気減速一服を示す経済統計の発表が多いが、昨年12月の卸売物価指数が前月比+0.9%となり、インフレ懸念が根強いことで4月までは金利の引き下げはなさそうだ。日銀は17、18日の日銀金融政策会合で金利の再引き上げを見送ったため、当面は日米間の金利縮小はなく、ドル・円は上値を試す展開か。

【CMEでの円売り越しは1カ月で2倍以上に】
 シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)での大口投機家の円の売り越し幅はさらに膨らみ、9日現在、ほぼ1カ月前の昨年12月12日現在の5万5,560枚から2.3倍近い12万3,343枚まで増えている。過去最高を記録した昨年10月24日現在の13万7,290枚に接近し、売り過剰感からいったん円の売りポジションは買い戻されてもおかしくはない。

【米経済インフレなき成長ならドルの買い安心感増】
 12日に発表された昨年12月の米小売売上高が前月比+0.9%となり、同年7月以来の伸びとなった。クリスマス商戦の好調さがこの伸びにつながった格好だ。年明け後、米株式市場は堅調な値動きとなり、ダウ平均株価は史上最高値を更新した。06年第4四半期の企業業績の発表が本格化しているが、前年同期比2桁増益を達成する企業が多ければ、株高を背景にした好調な消費の図式は崩れないとみる。

 ダウ平均株価採用企業の平均利回りは1.66%、株価収益率(PER)は18倍台で歴史的にみても割高感はない。アジア株式市場は、中国、インド、日本とも主要市場のPERが20倍を超え米国株に比べ、割高だ。

 18日には昨年12月の米消費者物価指数、住宅着工件数が発表される。これらの経済指標で米経済のインフレなき成長が裏付けられれば、ドル資産の買い安心感はさらに増す。

(オーバルネクスト/森 成俊)

2007年1月18日

株式会社オーバルネクスト 森 成俊

担当
為替、先物市場
信条
為替証拠金取引の拡大により、為替取引はより身近になりました。ドル・円、ユーロ・ドル中心に為替を取り巻く環境、テクニカル分析を交え、為替取引の一段拡大を目指し、わかりやすい解説を心掛けています。
経歴
91年ゼネックス(現オーバルネクスト)入社、97−99年までNY現地法人勤務。03年よりオーバルネクスト調査情報グループリーダー。ラジオNikkeiファイナンシャルBox火曜日の為替、商品市況のコメンテーターも務める。

株式会社オーバルネクスト

 オーバルネクストは、国内外の先物取引や為替情報に関する各種のニュースやデータを配信、またこれらの情報に伴うシステム開発を行っております。スピードと正確性に富むニュースやデータの配信に加え、オーバルネクスト独自の情報分析を含む各種コンテンツを一般投資家や各種ブローカーの皆様へ幅広く提供しています。
詳しくはこちらをご覧ください

コラム一覧へ戻る

当社は「ALL外為比較」に掲載される情報(以下「掲載情報」といいます。)の完全性および正確性を保証いたしません。

また掲載情報は、将来における結果を示唆するものではありません。

したがいまして、お客様において掲載情報に基づいて行動を起こされた場合でも、当社はその行動結果について何らの責任も負担いたしません。

掲載情報に基づく行動は、お客様の責任と判断によりお願いいたします。掲載情報は、金融商品の売買等の勧誘を意図したり、推奨するものではありません。

お客様において掲載情報に含まれる金融商品の売買等の申込等をご希望される場合には、その掲載情報に記載の金融機関までお客様ご自身でお問い合わせください。

当社はお問い合わせに関し対応いたしかねます。

掲載情報のうち「外為マーケットコラム」等に関しましては、著作権法等の法律により保護されており、

個人の方の私的使用目的以外での使用や権利者に無断での他人への譲渡、販売コピーは認められていません。