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外為マーケットコラム

G7後は再び円安の可能性も

 ドル・円は1月29日に1ドル=122.18円まで上昇し、4年1カ月ぶりの高値をつけた。しかし122円台での取引は長く続かなかった。月替わり後は反落し、6日の海外市場で119.94円まで軟化した。ユーロ・円は1ユーロ=158円台まで上昇した後、一時155円台に反落した。昨年後半から円の弱さが際立っていたが、2月9、10日にドイツで開かれる主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で欧州サイドから円安是正を要求する声が挙がることが警戒され、円は修正高局面入りした。G7で円安是正要求が欧州当局者から出れば、今月20、21日に開かれる日銀金融政策決定会合で再利上げの圧力がかかることになる。仮に円安是正の要求が出た場合でも「噂で(円を)買って、事実で売る」の格言通りの展開となれば、G7後は再び円安基調になる可能性もある。

【日米とも好調な経済指標の発表が続く】
 今月2日に発表された1月の米雇用統計で失業率は前月の4.5%から4.6%に上昇、非農業者部門の就業者数は前月比11万1,000人増加にとどまり、事前予想の14万9,000人を大きく下回った。しかし昨年12月の非農業者部門の増加数が速報値の16万7,000人増から20万6,000人増に上方修正され、労働市場は弱含んでいるとの見方は台頭しなかった。ダウ平均株価は史上最高値を更新し、1月のミシガン大消費者信頼感指数は前月の91.7から96.9に上昇し、過去2年間で最高水準となるなど、米経済は好調を維持している。

 一方、国内は昨年12月の鉱工業生産指数速報が109.5で前月比0.7%上昇した。3カ月連続で上昇して過去最高を更新、事前予想の0.3%上昇を上回り、好調な内容だった。当面は15日に発表される昨年10−12月期・国内総生産(GDP)1次速報が注目される。前期比4%近くの成長が予想されているが、予想以上に強い数字となれば、2月の日銀金融政策決定会合で再利上げの可能性が高くなる。

 日本、米国とも好調な経済指標の発表が続いているが、今後の金融政策が春以降の為替動向を決めそうだ。

(オーバルネクスト/森 成俊)

2007年2月8日

株式会社オーバルネクスト 森 成俊

担当
為替、先物市場
信条
為替証拠金取引の拡大により、為替取引はより身近になりました。ドル・円、ユーロ・ドル中心に為替を取り巻く環境、テクニカル分析を交え、為替取引の一段拡大を目指し、わかりやすい解説を心掛けています。
経歴
91年ゼネックス(現オーバルネクスト)入社、97−99年までNY現地法人勤務。03年よりオーバルネクスト調査情報グループリーダー。ラジオNikkeiファイナンシャルBox火曜日の為替、商品市況のコメンテーターも務める。

株式会社オーバルネクスト

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