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外為マーケットコラム

118円台前半からドル買い

商品・通貨 売買方針 利食い目標値 損切りポイント ブルベア指数
ドル・円 1ドル=118円台前半でドル買い 120.50 117.00 58→54
ユーロ・円 1ユーロ=160円以下でユーロ買い 162.50 158.50 -
ドル・ユーロ <見送り/TD> - - -
豪ドル・円 見送り - - -

※注1)ブルベア指数は国内商品先物業者、約40社にアンケート調査を行い指数化したもの。50が弱気と強気の分岐点。50より数字が大きくなるほど強気感が増す、逆に数字が小さくなると弱気感が増していることを示す。
※注2)為替は東京金融先物取引所での値段を採用
※注3)売買の最終的判断は、ご自身でご決定下さい。

【今週のポイント】
 4月第2週のドル・円は1ドル=118円台後半に下落したが、下値は浅かった。ただ上値も重く、現状は方向性がなく売買妙味を欠いている。4月に入り117円台半ば〜119円台半ばでのもちあい相場だが、このレンジでのドルの逆張り方針。118円台前半〜117円台後半でドルを買い建てた後、思惑通りに上放れた場合、ドルを買い増したい。ユーロ・円は引き続き高値掴みを警戒し、高値は買わず1ユーロ=160円以下への押し目待ち。豪ドル・円は当面の利食い目標水準の1豪ドル=100円に接近しており、見送り。

【3月の米住宅着工件数が予想下回ればドル売りに】
 ユーロ・円は16日のシドニー市場で1ユーロ=162円台半ばまで上昇し、史上最高値を更新した。160円の節目を突破した後も依然として目標達成感は出てこない。押し目をつけるとすれば、ユーロの利食い売りか強気の米経済指標が発表された場合だろう。
 12日の欧州中央銀行(ECB)理事会で利上げは見送られ、13日の先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で円安をけん制した踏み込んだ発言はなかった。ドル・円はレンジ内での取引だが、円が売られやすい環境に変わりはない。
 今週は16日に3月の小売売上高の発表があるのを皮切りに米国経済統計の発表が続く。17日には同月の住宅着工件数の発表がある。事前予想では前月の152.5万件(年率)から149.5万件(同)に減少する見通し。予想を下回る減少となれば、ドルが売られ、ドル・円は118円台前半に下落する可能性が強まろう。

【今週の注目通貨〜テク二カル編】


 豪ドル・円は4日に年初来高値を更新し、以後は上値追いの様相。13日には一時99.50円と1997年5月以来、約10年ぶりの高値をつけた。100円の節目や1997年5月の高値100.06円が視野に入るなか、14日間の相対力指数(RSI)が70%台に乗せ、今年1月の水準に接近してきたことで、高値警戒感がある。また、20日移動平均線との乖離率が3%を超えてきている点からも同移動平均線に向けて回帰する動きが警戒される。ただ、1月24日の高値96.42円から3月6日の安値88.47円までの下落に対する倍返しが104.37円。2001年9月の安値56.08円と2006年3月の安値82.05円を結んだ長期上昇トレンドラインのチャネルラインが103円を超える水準に通っており、中長期的には100円の節目は通過点となりそうだ。

(オーバルネクスト/森 成俊)

(オーバルネクスト/松村 周作)

2007年4月16日

株式会社オーバルネクスト 森 成俊

担当
商品先物市場、為替
信条
商品先物取引というと、一部の限られた人のみの市場、取引のしくみが難しいとのイメージがありますが、上場品目は株式ほど多くなく、調査・分析対象が絞りやすい面もあります。商品先物市場の底辺拡大を目指し、わかりやすい解説を心掛けています。
経歴
91年ゼネックス(現オーバルネクスト)入社、97−99年までNY現地法人勤務。03年よりオーバルネクスト調査情報グループリーダー。ラジオNikkeiファイナンシャルBox火曜日の商品市況のコメンテーターも務める。

株式会社オーバルネクスト 松村周作

1995年サンライズ貿易(現東京コムウェル)入社。主に、情報調査部門でテクニカルアナリストとして従事。2006年8月にオーバルネクストに移籍し、多数のテクニカル情報を提供中。現在、日本テクニカルアナリスト協会検定会員。

株式会社オーバルネクスト

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