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外為マーケットコラム

ドル、ユーロとも押し目は買い

商品・通貨 売買方針 利食い目標値 損切りポイント ブルベア指数
ドル・円 1ドル=117.61〜118.50円の買い玉維持 121.00 118.50  
ユーロ・円 1ユーロ=160.00〜161.50円の買い 163.00 159.50 -
ドル・ユーロ <1ユーロ=1.3450〜1.3500ドルで買い/TD> 1.3680 1.3400 -
豪ドル・円 97.00〜98.00円で新規買い 100.50 96.30 -

※注1)ブルベア指数は国内商品先物業者、約40社にアンケート調査を行い指数化したもの。50が弱気と強気の分岐点。50より数字が大きくなるほど強気感が増す、逆に数字が小さくなると弱気感が増していることを示す。
※注2)為替は東京金融先物取引所での値段を採用
※注3)売買の最終的判断は、ご自身でご決定下さい。

【今週のポイント】
 ドル・円は1ドル=117.61〜118.50円の買い玉維持。120円台に上昇し利食い目標水準に接近しており、円の弱さに変わりはない。手じまいポイントを遵守し、中期的に買い玉を維持したい。4月の米雇用統計で非農業者部門の就業者数が88,000人増加にとどまり、3月の177,000人増加(修正値)より大幅に減少した。米国の労働市場の現状が景気減速を裏付けていることがドルの上値圧迫要因だ。したがって、この水準での買い増しは控えたい。

【ユーロ、ドルとも深押しなし】
 為替市場での人気はユーロ、ドル、円の順。ドル・円は仕掛けるなら119円台半ば〜118円台半ばの押し目買い。
 ユーロ・円は1ユーロ=159.62〜160.00円でユーロ買いのポジション162.50円で利食い完了。163円台まで上昇しており、予想以上にユーロの上昇力が強い。30日間の相対力指数(RSI)が70を超えてきており、やや短期的な買われ過ぎ感があり、修正安はあってもおかしくはない状況だ。ただしユーロの金利の先高観が強く、対円、対ドルともに深押しはないとみる。

 9日に米連邦公開市場委員会(FOMC)があるが、政策金利は5.25%で据え置きとなる見込み。その後、発表される声明文の内容が注目される。10日には欧州中央銀行(ECB)理事会がある。今回も政策金利を据え置くとみられるが、次回の利上げを示唆するかを見極めたい。

(オーバルネクスト/森 成俊)

【今週の注目通貨〜テク二カル編】


 ドル・円は120円台を回復し、4日には一時120.46円と2月27日以来、2カ月強ぶりの高値をつけた。20日移動平均線が上向きで推移しているなか、5日移動平均線が支持線として機能しており、短期・中期ともに相場が上向きとなっていることがうかがえる。また、14日間の相対力指数(RSI)は買われ過ぎを示唆する領域(70%以上)に達しておらず、121円台後半から122円台前半が上値目標になっている。ただ、3月5日以降は17営業日前後のサイクルで相場が形成(3月5日の安値115.13円から3月28日の安値116.35円までが17営業日、3月28日の安値116.35円から4月19日の安値117.59円までが16営業日)されている。現在、4月19日の安値から11営業日が経過しており、このサイクルが続くなら、今週はサイクルボトムを形成する動きも警戒されるところ。

(オーバルネクスト/松村 周作)

2007年5月7日

株式会社オーバルネクスト 森 成俊

担当
商品先物市場、為替
信条
商品先物取引というと、一部の限られた人のみの市場、取引のしくみが難しいとのイメージがありますが、上場品目は株式ほど多くなく、調査・分析対象が絞りやすい面もあります。商品先物市場の底辺拡大を目指し、わかりやすい解説を心掛けています。
経歴
91年ゼネックス(現オーバルネクスト)入社、97−99年までNY現地法人勤務。03年よりオーバルネクスト調査情報グループリーダー。ラジオNikkeiファイナンシャルBox火曜日の商品市況のコメンテーターも務める。

株式会社オーバルネクスト 松村周作

1995年サンライズ貿易(現東京コムウェル)入社。主に、情報調査部門でテクニカルアナリストとして従事。2006年8月にオーバルネクストに移籍し、多数のテクニカル情報を提供中。現在、日本テクニカルアナリスト協会検定会員。

株式会社オーバルネクスト

 オーバルネクストは、国内外の先物取引や為替情報に関する各種のニュースやデータを配信、またこれらの情報に伴うシステム開発を行っております。スピードと正確性に富むニュースやデータの配信に加え、オーバルネクスト独自の情報分析を含む各種コンテンツを一般投資家や各種ブローカーの皆様へ幅広く提供しています。
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