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外為マーケットコラム

ドル・円は利食い先行、ユーロの買い玉維持

商品・通貨 売買方針 利食い目標値 損切りポイント ブルベア指数
ドル・円 1ドル=117.61〜118.50円の買い玉は利食い 成り行き - -
ユーロ・円 1ユーロ=161円台の買い玉維持 163.50 160.00 -
ユーロ・ドル 1ユーロ=1.34ドル台の買い玉維持/TD> 1.3680 1.3400 -
豪ドル・円 97.00〜98.00円で新規買い 100.50 96.30 -

※注1)ブルベア指数は国内商品先物業者、約40社にアンケート調査を行い指数化したもの。50が弱気と強気の分岐点。50より数字が大きくなるほど強気感が増す、逆に数字が小さくなると弱気感が増していることを示す。
※注2)為替はユーロ・ドル以外は東京金融先物取引所での値段を採用
※注3)売買の最終的判断は、ご自身でご決定下さい。

【今週のポイント】
 ドル・円は1ドル=117.61〜118.50円の買い玉をいったん利益確定。ドル・円は1ドル=120円とび台で推移しているが、120円台からの買いが続かない。対円では堅調だが、対ユーロでは先安感が強く、対主要通貨では総じてドル安ムードが強い。今後の円キャリーの巻き戻しから円高が進む可能性もある。薄利だが利食い千人力。

【ユーロ・ドルの金利差は夏に向け拡大か】
 ユーロは対円、対ドルとも11日に買いが成立した。まずユーロ・円は1ユーロ=161.08〜161.50円で買いが成立。ユーロ・ドルは1ユーロ=1.3461〜1.3487ドルで買いが成立。

 10日の欧州中央銀行(ECB)理事会で政策金利の引き上げは見送られたが、6月の理事会で引き上げられる公算が高い。欧州委員会は07年の経済成長見通しを+2.1%から+2.6%に上方修正した。一方、米国は9日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置いた。しかし夏にかけて景気は緩やかに減速するとの見方から秋までに政策金利は引き下げられるとの見方が多い。
 豪ドルは1ドル=100円乗せを達成した。高金利、資源通貨として人気を集めてきたが、商品市場で貴金属、非鉄相場の下落が大きくなれば、利食い売りが出て買いのチャンスが訪れるかもしれない。

(オーバルネクスト/森 成俊)

【今週の注目通貨〜テク二カル編】


 ユーロ・ドルは11日、一時1.3461ドルと4月12日以来、約1カ月ぶりの安値をつけたものの、その後は切り返し、1.35ドル台を維持して越週。14日間の相対力指数(RSI)は50%台を回復したものの、5日と20日移動平均線は先週8日にデッドクロスし、20日移動平均線は下向きへと方向転換した。1月からの中勢上昇トレンドはひとまず終了したとみられる。当面は、1月12日の安値1.2864ドルから4月27日の高値1.3680ドルまでの上昇に対する38.2%押しの1.3368ドルが意識されやすい。なお、半値押しは1.3272ドル、61.8%押しは1.3176ドルとなる。強気感が再燃する条件としては、まずは20日移動平均線の回復が必要。

(オーバルネクスト/松村 周作)

2007年5月14日

株式会社オーバルネクスト 森 成俊

担当
商品先物市場、為替
信条
商品先物取引というと、一部の限られた人のみの市場、取引のしくみが難しいとのイメージがありますが、上場品目は株式ほど多くなく、調査・分析対象が絞りやすい面もあります。商品先物市場の底辺拡大を目指し、わかりやすい解説を心掛けています。
経歴
91年ゼネックス(現オーバルネクスト)入社、97−99年までNY現地法人勤務。03年よりオーバルネクスト調査情報グループリーダー。ラジオNikkeiファイナンシャルBox火曜日の商品市況のコメンテーターも務める。

株式会社オーバルネクスト 松村周作

1995年サンライズ貿易(現東京コムウェル)入社。主に、情報調査部門でテクニカルアナリストとして従事。2006年8月にオーバルネクストに移籍し、多数のテクニカル情報を提供中。現在、日本テクニカルアナリスト協会検定会員。

株式会社オーバルネクスト

 オーバルネクストは、国内外の先物取引や為替情報に関する各種のニュースやデータを配信、またこれらの情報に伴うシステム開発を行っております。スピードと正確性に富むニュースやデータの配信に加え、オーバルネクスト独自の情報分析を含む各種コンテンツを一般投資家や各種ブローカーの皆様へ幅広く提供しています。
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