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外為マーケットコラム

ドル、ユーロとも押し目買い(1)

商品・通貨 売買方針 利食い目標値 損切りポイント ブルベア指数
ドル・円 1ドル=119.70〜120.50円で新規買い 122.50 119.00 52→63
ユーロ・円 1ユーロ=161.50〜162.00円で買い 163.80 160.00 -
ユーロ・ドル 1ユーロ=1.34ドル台の買い玉維持/TD> 1.3680 1.3400 -
豪ドル・円 97.00〜98.00円で新規買い継続 100.50 96.30 -

※注1)ブルベア指数は国内商品先物業者、約40社にアンケート調査を行い指数化したもの。50が弱気と強気の分岐点。50より数字が大きくなるほど強気感が増す、逆に数字が小さくなると弱気感が増していることを示す。
※注2)為替はユーロ・ドル以外は東京金融先物取引所での値段を採用
※注3)売買の最終的判断は、ご自身でご決定下さい。

【今週のポイント】
 ドル・円、ユーロ・円の買いポジションとも利食いが成立。利幅は小さかったが、損切りに引っかかることもなく、利益を着実に積み上げている。利食い売りが早かったことは反省点。勝っている時は流れに逆らわず、これまでの方針を踏襲するのがベストと考えたい。したがって、ドル・円、ドル・ユーロとも押し目買い。ドル・円は年初来高値1ドル=122.18円を目指す展開。それを抜ければ125円がターゲットになる。
 注目された4月の米住宅着工件数は、前月比2.5%増152万8,000件(年率換算)。3カ月連続で前月比増加したが、前年比では16.1%減、許可件数も前月比8.9%減でまだ本格回復には至っていない。次に注目される米経済統計は5月の雇用統計だ。週間新規失業保険申請件数は12日までの週で2週連続して30万件を下回っており、5月の雇用統計では雇用情勢の回復が期待される。
 懸念材料は原油相場の上昇。ガソリン価格の上昇を背景にした原油高が続けば小売売上高、企業収益の悪化を招き、ドル売り材料になろう。

 円は対ユーロでも売られているが、17日に内閣府が発表した1―3月期の国内総生産(GDP)は実質ベースで前期比0.6%増、年率換算2.4%を記録した。9期連続プラスとなったが、円買い、株買いにはつながらず外国人投資家の円売り圧力は強い。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)での大口投機家の円の売り越し幅は4月17日現在、70,519枚だったものが、5月15日現在では127,896枚まで膨らんでおり、投機家の買い戻しに注意が必要だ。

(オーバルネクスト/森 成俊)

【今週の注目通貨〜テク二カル編】


 ドル・円は18日、一時121.39円と2月23日以来、約3カ月ぶりの高値をつけた。14日間の相対力指数(RSI)が買われ過ぎを示唆する領域(70%以上)に接近してきたものの、5日移動平均線が支持線として機能しており、上昇度合いが高まっていることがうかがえる。また、3月5日以降は17営業日前後のサイクルで相場が形成されているなか、前週末18日は前回のサイクルボトム(5月11日)から6営業日目。つまり、サイクルトップを形成するタイミングまで時間があることが分かる。さらに、3月5日の安値115.13円と3月28日の安値116.35円を結んだ上昇トレンドラインのチャンネルラインに達していないこともあり、当面は年初来高値の122.18円が意識されやすい。

(オーバルネクスト/松村 周作)

2007年5月21日

株式会社オーバルネクスト 森 成俊

担当
商品先物市場、為替
信条
商品先物取引というと、一部の限られた人のみの市場、取引のしくみが難しいとのイメージがありますが、上場品目は株式ほど多くなく、調査・分析対象が絞りやすい面もあります。商品先物市場の底辺拡大を目指し、わかりやすい解説を心掛けています。
経歴
91年ゼネックス(現オーバルネクスト)入社、97−99年までNY現地法人勤務。03年よりオーバルネクスト調査情報グループリーダー。ラジオNikkeiファイナンシャルBox火曜日の商品市況のコメンテーターも務める。

株式会社オーバルネクスト 松村周作

1995年サンライズ貿易(現東京コムウェル)入社。主に、情報調査部門でテクニカルアナリストとして従事。2006年8月にオーバルネクストに移籍し、多数のテクニカル情報を提供中。現在、日本テクニカルアナリスト協会検定会員。

株式会社オーバルネクスト

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