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外為マーケットコラム

豪ドルは買い場探し

商品・通貨 売買方針 利食い目標値 損切りポイント ブルベア指数
ドル・円 見送り - - 38→51
ユーロ・円 見送り - - -
ユーロ・ドル 見送り - - -
豪ドル・円 97.50〜99.00円で買い 103円以上 96.0 -

※注1)ブルベア指数は国内商品先物業者、約40社にアンケート調査を行い指数化したもの。50が弱気と強気の分岐点。50より数字が大きくなるほど強気感が増す、逆に数字が小さくなると弱気感が増していることを示す。
※注2)売買の最終的判断は、ご自身でご決定下さい。

【今週のポイント】
 ドル・円は先週1ドル=118円台前半〜118.50円で売りとしていた。その水準で売りが成立したものの、119.70円までドル高・円安が進んだため、あっさり損切りとなった。13日の東京時間の午前11時現在、118.20円前後で推移しており、117〜120円のレンジ相場を形成している。米サブプライム住宅ローン問題が欧州に飛び火し、世界の株式市場が揺らいでいる。一時は米景気への影響は限定的との見方もあったが、個人消費、企業業績に悪影響を与えるとみて投資家心理はかなり同様している。為替相場は株式市場と同様に視界不良と言わざるを得ない状況。ドル、ユーロとも先行き不透明感が払拭され、方向性が出るまでは休みたい。

【ドルは経済統計次第で乱高下の可能性】
 7日に行われた米連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備理事会(FRB)は政策金利を5.25%に据え置いた。事前予想通りであったが、声明文では、インフレの上振れリスクを警戒する姿勢を解除しなかった。また、最近の流動性の高い金融市場や、住宅市場の減速が続いているにもかかわらず、緩やかな景気回復が続くとの見通しを維持した。そのFRBは9日に金融市場が正常に機能するために必要な流動性を供給するとの声明を発表し、サブプライム住宅ローンに絡んで信用収縮を深刻なものと受け止めている。
 原油相場の高騰が沈静化してきたことは株式市場にとっては朗報だが、今週は米経済統計の発表が多く、波乱の展開となる可能性もある。特に16日発表の7月に住宅着工件数が注目される。
 豪ドルは円キャリートレードの巻き戻しで一時1豪ドル=100円を割り込んだが、高金利通貨、資源通貨としての魅力に変わりはなく、買い場探しの場面とみる。3月の安値から7月の高値までの上げ幅の約17.5円の半値押し水準の98円台を買いのメドとしたい。

(オーバルネクスト/森 成俊)

【今週の注目通貨〜テク二カル編】


 豪ドル・円は10日、一時98.47円と5月4日以来、約3カ月ぶりの安値をつけた。ローソク足は下ヒゲの目立つ形状となったものの、終値ベースで100円の大台を割り込んだ。また、下落傾向にある21日移動平均線の突破に失敗したほか、14日間の相対力指数(RSI)は50%台回復に失敗した格好となっており、相場が戻り売り基調にあることが示されている。目先の支持水準は、3月6日の安値88.47円から7月20日の高値107.73円までの上昇に対する半値押しの98.10円。同水準を割り込んだ場合は、61.8%押しの95.83円や8月1日の安値99.40円から8月9日の高値103.65円までの上昇に対する倍返しの95.15円まで下値余地が拡大する。

(オーバルネクスト/松村 周作)

2007年8月13日

株式会社オーバルネクスト 森 成俊

担当
商品先物市場、為替
信条
商品先物取引というと、一部の限られた人のみの市場、取引のしくみが難しいとのイメージがありますが、上場品目は株式ほど多くなく、調査・分析対象が絞りやすい面もあります。商品先物市場の底辺拡大を目指し、わかりやすい解説を心掛けています。
経歴
91年ゼネックス(現オーバルネクスト)入社、97−99年までNY現地法人勤務。03年よりオーバルネクスト調査情報グループリーダー。ラジオNikkeiファイナンシャルBox火曜日の商品市況のコメンテーターも務める。

株式会社オーバルネクスト 松村周作

1995年サンライズ貿易(現東京コムウェル)入社。主に、情報調査部門でテクニカルアナリストとして従事。2006年8月にオーバルネクストに移籍し、多数のテクニカル情報を提供中。現在、日本テクニカルアナリスト協会検定会員。

株式会社オーバルネクスト

 オーバルネクストは、国内外の先物取引や為替情報に関する各種のニュースやデータを配信、またこれらの情報に伴うシステム開発を行っております。スピードと正確性に富むニュースやデータの配信に加え、オーバルネクスト独自の情報分析を含む各種コンテンツを一般投資家や各種ブローカーの皆様へ幅広く提供しています。
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