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外為マーケットコラム

8月の米雇用統計発表待ちで見送り

商品・通貨 売買方針 利食い目標値 損切りポイント ブルベア指数
ドル・円 見送り - - 49→37
ユーロ・円 見送り - - -
ユーロ・ドル 見送り - - -
豪ドル・円 見送り - - -

※注1)ブルベア指数は国内商品先物業者、約40社にアンケート調査を行い指数化したもの。50が弱気と強気の分岐点。50より数字が大きくなるほど強気感が増す、逆に数字が小さくなると弱気感が増していることを示す。
※注2)売買の最終的判断は、ご自身でご決定下さい。

【今週のポイント】
 ドル・円は1ドル=116円台半ばまで上昇し、先週まで戻り売り方針としていた水準の116.80〜117.50円の水準に接近。しかし米金利の先安感が強く、ドルの戻りは限定的だった。しばらく三角もちあいを形成し、7日発表の8月の米雇用統計を待つことになろう。したがって今週は114〜117円でのもみあいが予想され、積極的に仕掛けにくく、見送り。

【米住宅事情の先行き不透明感払拭できず】
 8月の米消費者信頼感指数は前月の111.9から低下して105.0となり、1年ぶりの低水準となった。第2四半期の米国内総生産(GDP)改定値は前期比+4.0%となり、速報値の+3.4%から上方修正された。しかし民間住宅投資の確定値は−11.6%(速報値−9.3%)に下方修正されており、住宅市場の先行き不透明感は払拭されていない。
 6日に欧州中央銀行(ECB)理事会が開催される。8月の理事会では金利は据え置きとなったが、9月の理事会での引き上げが示唆されていた。しかし8月半ばから世界的に株式市場が不安定な値動きとなっていることで見送られる可能性が指摘され始めた。
 18日の連邦公開市場委員会(FOMC)でFF金利引き下げがあるかは、7日発表の8月の米雇用統計で判断が分かれてきそうだ。
 ユーロ・円は1ユーロ=160円が抵抗線。160円を突破すれば、50日移動平均線が通る162円水準が視野に入るが、ドル・円がもちあいになっている間は155〜160円でのもみあいとなりそうだ。

(オーバルネクスト/森 成俊)

【今週の注目通貨〜テク二カル編】


 先週のユーロ・円は、154.42円〜159.71円のレンジで値動きの荒い展開となった。ただ、21日移動平均線が抵抗線として機能するなか、14日間の相対力指数(RSI)は強弱間の分岐点である50%を下回る水準で推移しているなど、中勢的には依然として相場が戻り売り基調にあることがうかがえる。また、7月13日の高値168.95円から8月17日の安値149.24円までの下落に対する半値戻し(159.10円)水準が抵抗水準となり、160円の節目を試せなかったなど、戻りの限界感も出てきている。今後、8月29日の安値154.42円を割り込んでくるようだと、下落基調が再び強まる可能性が高まりそうだ。

(オーバルネクスト/松村 周作)

2007年9月3日

株式会社オーバルネクスト 森 成俊

担当
商品先物市場、為替
信条
商品先物取引というと、一部の限られた人のみの市場、取引のしくみが難しいとのイメージがありますが、上場品目は株式ほど多くなく、調査・分析対象が絞りやすい面もあります。商品先物市場の底辺拡大を目指し、わかりやすい解説を心掛けています。
経歴
91年ゼネックス(現オーバルネクスト)入社、97−99年までNY現地法人勤務。03年よりオーバルネクスト調査情報グループリーダー。ラジオNikkeiファイナンシャルBox火曜日の商品市況のコメンテーターも務める。

株式会社オーバルネクスト 松村周作

1995年サンライズ貿易(現東京コムウェル)入社。主に、情報調査部門でテクニカルアナリストとして従事。2006年8月にオーバルネクストに移籍し、多数のテクニカル情報を提供中。現在、日本テクニカルアナリスト協会検定会員。

株式会社オーバルネクスト

 オーバルネクストは、国内外の先物取引や為替情報に関する各種のニュースやデータを配信、またこれらの情報に伴うシステム開発を行っております。スピードと正確性に富むニュースやデータの配信に加え、オーバルネクスト独自の情報分析を含む各種コンテンツを一般投資家や各種ブローカーの皆様へ幅広く提供しています。
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