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外為マーケットコラム

ドル売り玉維持

商品・通貨 売買方針 利食い目標値 損切りポイント ブルベア指数
ドル・円 113.80〜114円台後半のドル売り玉維持 110.50 115.50 34→44
ユーロ・円 見送り - - -
ユーロ・ドル 見送り - - -
豪ドル・円 見送り - - -

※注1)ブルベア指数は国内商品先物業者、約40社にアンケート調査を行い指数化したもの。50が弱気と強気の分岐点。50より数字が大きくなるほど強気感が増す、逆に数字が小さくなると弱気感が増していることを示す。
※注2)売買の最終的判断は、ご自身でご決定下さい。

【今週のポイント】
 ドル・円は1ドル=113.80〜114円台後半で売りが成立した。14日の東京市場から115円の節目を試し、損切りポイントとした115.50円に接近した後、戻り一服となっているが、現状はやや分が悪い。ただし米金利の先安観が強いため、ドルは売られやすく、下値の余地はあるとみる。
 米雇用統計で雇用情勢の悪化が裏付けられ、先週前半は世界的に株安となり、一時小康状態となっていた信用収縮懸念が再度強まってきた。しかし18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利が0.25%以上引き下げられるとの見方が強まり、株式市場が持ち直すと、円キャリートレードの巻き戻しは一服した。ドル・円は修正高局面を迎え、115円台まで戻してきた。115円台後半まで上昇すれば、9月5日につけた高値116.48円を目指すとみており、損切りポイントの115.50円は順守する。

【8月の米住宅市場の低迷再認識ならドル・株売られる展開か】
 8月の米小売売上高(自動車を除く)が前月比-0.4%となり、個人消費の鈍化が鮮明になってきた。19日に発表される8月の住宅着工件数で住宅市場の低迷が再認識されれば、ドル、株とも再度売られるとみる。事前予想では7月の年率138万1,000件から同135万件に減少する見込み。
 ユーロ・ドルの動向にも注意したい。ユーロ・ドルは12日から13日にかけて導入以来の最高値を更新した後、修正安局面入りしているが、長期上昇基調に変わりはないとみる。ユーロ高、ドル安が進めば、ドルは対円でも下落するとみる。

 今週の注目経済統計は以下の通り。
18日 日銀金融政策決定会合(19日まで)
    米連邦公開市場委員会(FOMC)
    米生産者物価指数(8月、労働省)
19日 米住宅着工件数(8月、商務省)
    米消費者物価指数(8月、労働省)
20日 米フィラデルフィア連銀景況感指数(9月)
    欧州中央銀行(ECB)理事会 

(オーバルネクスト/森 成俊)

【今週の注目通貨〜テク二カル編】


 先週の豪ドル・円は、一時92.17円と8月29日以来の安値をつけたものの、その後は切り返す展開となり、7月20日の高値107.73円と8月9日の高値103.65円を結んだ下降トレンドラインを突破した。また、21日移動平均線が上向きに転じ、14日間の相対力指数(RSI)が強弱間の分岐点である50%を突破(14日時点)するなど、戻り売り基調が消滅したことが示されている。7月20日の高値107.73円から8月17日の安値85.95円までの下落に対する半値戻し(96.84円)水準を上回って越週したことで、61.8%戻しの99.41円や100円の節目が今後のターゲットとして意識される。ただ、7月20日の高値107.73円から8月17日の安値85.95円までの下落期間が21営業日、そして8月17日の安値85.95円から同等の日柄が経過していることで、目先の反落が方向転換につながる可能性もある。

(オーバルネクスト/松村 周作)

2007年9月18日

株式会社オーバルネクスト 森 成俊

担当
商品先物市場、為替
信条
商品先物取引というと、一部の限られた人のみの市場、取引のしくみが難しいとのイメージがありますが、上場品目は株式ほど多くなく、調査・分析対象が絞りやすい面もあります。商品先物市場の底辺拡大を目指し、わかりやすい解説を心掛けています。
経歴
91年ゼネックス(現オーバルネクスト)入社、97−99年までNY現地法人勤務。03年よりオーバルネクスト調査情報グループリーダー。ラジオNikkeiファイナンシャルBox火曜日の商品市況のコメンテーターも務める。

株式会社オーバルネクスト 松村周作

1995年サンライズ貿易(現東京コムウェル)入社。主に、情報調査部門でテクニカルアナリストとして従事。2006年8月にオーバルネクストに移籍し、多数のテクニカル情報を提供中。現在、日本テクニカルアナリスト協会検定会員。

株式会社オーバルネクスト

 オーバルネクストは、国内外の先物取引や為替情報に関する各種のニュースやデータを配信、またこれらの情報に伴うシステム開発を行っております。スピードと正確性に富むニュースやデータの配信に加え、オーバルネクスト独自の情報分析を含む各種コンテンツを一般投資家や各種ブローカーの皆様へ幅広く提供しています。
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