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外為マーケットコラム

見送り、投機マネーの行方で方向性が決まる

商品・通貨 売買方針 利食い目標値 損切りポイント ブルベア指数
ドル・円 見送り - - 44→47
ユーロ・円 見送り - - -
ユーロ・ドル 見送り - - -
豪ドル・円 見送り - - -

※注1)ブルベア指数は国内商品先物業者、約40社にアンケート調査を行い指数化したもの。50が弱気と強気の分岐点。50より数字が大きくなるほど強気感が増す、逆に数字が小さくなると弱気感が増していることを示す。
※注2)売買の最終的判断は、ご自身でご決定下さい。

【今週のポイント】
 ドル・円は1ドル=113.80円〜114円台後半で売り玉は損切りポイントの115.50円を超え、損切りとなった。4月からの売買成績は6勝6敗。4〜6月は好調を維持したが、7月以降は曲がり屋になってしまい、修正ができないまま秋を迎えた。前半の貯金がものをいい、何とかプラスは維持したが、いったん市場が方向性を失うと再度波に乗るのは非常に難しいことを実感した。
 世界的な金余り現象で投機マネーがどの市場に向かうかによって相場の方向性が決まるのが最近の相場の世界だ。それだけにいったん方向性が示されると、ある一定期間は同一方向に動きやすい。この傾向はしばらく続きそうだ。

【原油高が米個人消費を追い討ち】
 ユーロ・ドルが1ユーロ=1.4100ドル台に上昇し、史上最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)は18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利を0.50%引き下げたが、なお金利先安観が強いため、ドル安が進んだ。ドル・円は、株がしっかりしていることで円キャリートレードの巻き戻しが後退し、113〜116円台半ばでのもちあい相場だ。8月の米住宅着工件数は年換算133万1,000件で7月の138万1,000件、事前予想の135万件を割り込んだ。住宅市場の低迷が裏付けられたが、ドルは対円で売り込まれるには至っていない。ただし米個人消費が鈍化しており、最近の原油高は個人消費に追い討ちをかけそうだ。バーナンキFRB議長は今後必要に応じて追加利下げを行うことを示唆している。

 今週の注目経済統計は以下の通り。
25日 独IFO景気動向指数(8月、独IFO経済研究所)
    米中古住宅販売件数(8月、全米不動産業者協会)
    米消費者信頼感指数(9月、カンファレンスボード)
26日 米耐久財受注(8月、商務省)
27日 米国内総生産(GDP)確報値(4−6月期、商務省)
    米新築住宅販売件数(8月、商務省)
28日 鉱工業生産・出荷・在庫指数速報(8月、経済産業省)
    消費者物価指数(8月、総務省)
    米シカゴ購買部協会景況指数(9月、シカゴ購買部協会)
    米個人所得・支出(8月、商務省)
    米CFTC建玉明細報告

*10/1更新分よりコンテンツ内容が変更となります。

(オーバルネクスト/森 成俊)

【今週の注目通貨〜テク二カル編】


 先週のドル・円は、18日に一時116.38円と5日以来、約2週間ぶりの高値をつけたものの、これまで抵抗水準として機能している6月22日の高値124.15円から8月17日の安値111.57円までの下落に対する38.2%戻し(116.38円)水準に上値を抑えられた。
 8月17日以降から中勢三角もちあいが形成されており、この三角もちあいからの放れ待ちの状況となっている。ただ、14日間の相対力指数(RSI)は強弱間の分岐点である50%を下回る水準を中心に推移しており、相場が戻り売り基調にあることが示唆されている。セオリー通り、この三角もちあいが下落途上の中段もちあいになると、110円台割れは必至の状況となりそうだ。

(オーバルネクスト/松村 周作)

2007年9月25日

株式会社オーバルネクスト 森 成俊

担当
商品先物市場、為替
信条
商品先物取引というと、一部の限られた人のみの市場、取引のしくみが難しいとのイメージがありますが、上場品目は株式ほど多くなく、調査・分析対象が絞りやすい面もあります。商品先物市場の底辺拡大を目指し、わかりやすい解説を心掛けています。
経歴
91年ゼネックス(現オーバルネクスト)入社、97−99年までNY現地法人勤務。03年よりオーバルネクスト調査情報グループリーダー。ラジオNikkeiファイナンシャルBox火曜日の商品市況のコメンテーターも務める。

株式会社オーバルネクスト 松村周作

1995年サンライズ貿易(現東京コムウェル)入社。主に、情報調査部門でテクニカルアナリストとして従事。2006年8月にオーバルネクストに移籍し、多数のテクニカル情報を提供中。現在、日本テクニカルアナリスト協会検定会員。

株式会社オーバルネクスト

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