ドル、ユーロとも押し目買い継続(2)
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※注1)ブルベア指数は国内商品先物業者、約40社にアンケート調査を行い指数化したもの。50が弱気と強気の分岐点。50より数字が大きくなるほど強気感が増す、逆に数字が小さくなると弱気感が増していることを示す。
※注2)為替はユーロ・ドル以外は東京金融先物取引所での値段を採用
※注3)売買の最終的判断は、ご自身でご決定下さい。
【今週のポイント】
ドル・円は年初来高値の1ドル=122.18円にほぼ顔合わせ、ユーロ・円はユーロ導入後の最高値圏で高もちあいとなっている。ドル、ユーロとも大きな押し目がなく買いそびれているが、押し目を待って買う方針に変わりなし。
5月の米雇用統計で非農業部門の就業者数が前月比15万7,000人増加した。大方の事前予想の12万5,000人〜13万人増を大幅に上回ったことで足元の景気改善が好感され、ドル買いが進んだ。しかし対ユーロで高値を維持できず、対円でも122.18円を超えて一段高にはならなかった。ドル・円は122.18円を突破し、その後、いったん修正安局面が訪れるとみられる。押し目のメドとしては5月の安値119.63円から高値122.18円までの上昇幅2.55円に対し、3分の1押しから半値押しにあたる121円台前半から120円台後半。押し目底確認後は123〜125円に上昇する展開を予想。
【国内失業率4%割れも円買い続かず】
4月の国内失業率が3.8%に低下した。失業率が10年ぶりに4%を割り込んだことで、発表直後に円は買われたが、円買いは長続きしなかった。投資資金が金利の高い通貨に流れやすい環境のため、円安に歯止めがかからない。国内でも食品、ガソリン等の値上げが相次いでいるが、インフレの兆しはなく、利上げは秋以降となろう。したがって夏場も円の反発は限定的とみる。
(オーバルネクスト/森 成俊)
【今週の注目通貨〜テク二カル編】
豪ドル・円は1日、一時101.69円と1992年以来、15年ぶりの高値をつけた。14日間の相対力指数(RSI)は再び買われ過ぎを示唆する領域(70%以上)に接近してきたものの、20日移動平均線との乖離幅は2%弱と、相場が過熱している感じはない。逆に5日と20日移動平均線の乖離幅が拡大し始めていることで、上昇度合いが高まっていることがうかがえる。今後のターゲットは、今年1月24日の高値96.42円から3月6日の安値88.47円までの下落に対する倍返しとなる104.37円。なお、同水準は、2001年9月の安値56.08円と昨年3月の安値82.05円を結んだ長期上昇トレンドラインのチャンネルラインにも相当する。
(オーバルネクスト/松村 周作)
2007年6月4日
株式会社オーバルネクスト 森 成俊
- 担当
- 商品先物市場、為替
- 信条
- 商品先物取引というと、一部の限られた人のみの市場、取引のしくみが難しいとのイメージがありますが、上場品目は株式ほど多くなく、調査・分析対象が絞りやすい面もあります。商品先物市場の底辺拡大を目指し、わかりやすい解説を心掛けています。
- 経歴
- 91年ゼネックス(現オーバルネクスト)入社、97−99年までNY現地法人勤務。03年よりオーバルネクスト調査情報グループリーダー。ラジオNikkeiファイナンシャルBox火曜日の商品市況のコメンテーターも務める。
株式会社オーバルネクスト 松村周作
1995年サンライズ貿易(現東京コムウェル)入社。主に、情報調査部門でテクニカルアナリストとして従事。2006年8月にオーバルネクストに移籍し、多数のテクニカル情報を提供中。現在、日本テクニカルアナリスト協会検定会員。
株式会社オーバルネクスト
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