本記事ではソーシャルレンディングに筆者がおすすめの事業者をランキング順にまとめました。

相場の変動を受けにくいソーシャルレンディングは、期待利回りも高く、近年めざましい人気をみせています。

しかし、ソーシャルレンディング事業者では不正や行政処分が発生するなど、事業者リスクが取りざたされていて、状況はつねに変動しています。

さらに遅延や貸し倒れといったリスクも踏まえると、何よりも大切なのが事業者選びです。

そこで、全てを踏まえた上でおすすめのソーシャルレンディングをご紹介していきます。

ソーシャルレンディングで絶対押さえるべき注意点

ソーシャルレンディングを始める前に絶対に押さえておかなければならないことがあり、カンタンにお伝えしておきます。

・事業者リスク
・遅延リスク及び、遅延回収力
・貸し倒れリスク

ソーシャルレンディングは基本、匿名ファンドとなりますので、過去に何度か不正を働かせた事業者が出ています。

こうした事業者に投資してしまうと最悪、投資したお金が返ってこないままトンズラされるといった事態もありうるため、信頼できる事業者を選ぶことが大切です。

また、一般的にファンドの遅延発生に対して悲観的な意見がありますが、ソーシャルレンディングでは遅延は頻繁に発生するものと理解しておく必要があります。
それよりも大切なことは、例え遅延が発生しても回収する力があるかどうか。遅延リスクとともに、遅延回収力も押さえておく必要があります。

最後に貸し倒れリスクですが国内サービスでは、実際に発生したことは少なく、必要以上に恐れる必要はありません。

ソーシャルレンディングのおすすめランキングの基準

以上をふまえ、ソーシャルレンディングのおすすめランキングの基準は以下の通りです。

・信頼性
・遅延、貸し倒れの有無(遅延が発生した場合は対応力)
・期待利回り
・投資のしやすさ

第一に信頼性が何よりも重要であり、おすすめランキングではその点を重視しています。

あくまでその上で期待利回りが高いサービスを優先。

最後に、近年のソーシャルレンディングは人気の高さゆえにファンドが争奪戦となって、投資できないという問題が生じています。
そこで、投資がしやすいかどうかもランキングの基準に組み込みました。

ソーシャルレンディングのおすすめランキング一覧

前述したランキングの基準に沿って、2019年最新のおすすめは以下の通りとなります。

星5つで満点となっていて、あくまで相対的なランキングとなりますので星2つまでは基本的におすすめできる水準とお考えください。

1位 サムライ(SAMURAI) ファンディング ★★★★★
2位 Owneres book(オーナーズブック) ★★★★☆
3位 クラウドクレジット ★★★★☆
4位 Crowd bank(クラウドバンク) ★★★☆☆
5位 SBIソーシャルレンディング ★★★☆☆
6位 レンディックス ★★★☆☆
7位 ポケットファンディング ★★☆☆☆
8位 maneo(マネオ) ★☆☆☆☆

すべて確認するのがたいへん、という方は上位だけみておけば問題ありません。

それでは、それぞれくわしく見ていきましょう。

サムライ(SAMURAI) ファンディング

今、もっとも人気と勢いのあるソーシャルレンディングサービス。

親会社は上場しており投資家から絶大な人気をあつめるサムライパートナーズ。上場企業運営のサービスということで安心感があります。

証券会社運営のサービスは「サムライ」と「クラウドバンク」の2つになりますが、より安全性が高いのはサムライといえるでしょう。

期待利回りも平均値より高く、ファンドのバリエーションの豊富さも魅力。定番の不動産型や事業型だけでなく、ビットコインや大阪万博ファンドなどユニークなものも登場。

さらにmaneoなど一部のソーシャルレンディングサービスで問題視されていた匿名性問題を受けて、実名化のファンドを発表するなど透明性も高いといえます。

信頼性、期待利回り、ファンドの総合バランスに優れ、今すぐソーシャルレンディングを始めたい場合はサムライがベストといえるでしょう。

期待利回り

取扱ファンド

おすすめ度

★★★★★(5つで満点)

Owneres book(オーナーズブック)

日本で不動産に特化した人気のソーシャルレンディングサービス。」

期待利回りは4%~5%と決して高くありませんが、ファンドが登場するとほぼ瞬殺といったスピードで売り切れるほど人気があります。

人気のソーシャルレンディングの傾向として、期待利回りよりも安全性を重視する投資家の方が増えてきています。

その観点から、不動産担保が用意されリスクが抑えられたオーナーズブックに人気が集まるのも納得といえるでしょう。親会社のロードスターキャピタルは上場企業ですので、事業者リスクが低い点も安心感があります。

過去に一度だけ遅延が出ましたが、確率的に考えればかなり低く、安全性を重視する方にはもっともおすすめの事業者といえるでしょう。

期待利回り

取扱ファンド

おすすめ度

★★★★☆(5つで満点)

クラウドクレジット

日本で唯一の海外専門のソーシャルレンディングサービス。

さまざまなファンドを展開していて、不動産型から事業型までジャンルが豊富です。

平均的な期待利回りは業界トップクラスですが、その分リスクも高まるため要注意。過去に貸し倒れはないものの、カメルーンファンドで遅延が発生しています。

伊藤忠商事や第一生命など大手企業からの出資を受けていて信頼性は抜群。

独自性や期待利回りの高さは魅力のため、「為替ヘッジあり」のファンドを選ぶなどリスクを押さえつつ投資されるのがおすすめ。

ソーシャルレンディングではリスクを抑えるために分散投資が必須なので、その意味でもまだ始めていない方はクラウドクレジットは押さえておきましょう。

期待利回り

取扱ファンド

おすすめ度

★★★★☆(5つで満点)

SBIソーシャルレンディング

インターネット証券でおなじみのSBIグループが運営するソーシャルレンディング。

期待利回りは水準レベルで、多くのファンドは不動産案件となっています。過去に遅延が発生しているものの、しっかりと対応し解決している点も評価できます。

上場企業のSBIグループということで安心感があり、全体的に隙がありません。

既に知名度が高く、多くの投資家が登録していることからファンドの登場と同時に売り切れとなってしまうのは難点。

決してファンドの数は多いわけではないためなかなか投資できずにストレスが溜まるという声も出ています。

これから始めるという意味では旨味が少ないので、おすすめ度は★3つとしました。

期待利回り

取扱ファンド

おすすめ度

★★★☆☆(5つで満点)

Crowd bank(クラウドバンク)

ほぼ毎日ツイッターでソーシャルレンディングの情報をチェックしていますが、評判の良さは1,2を争うほど。遅延や貸し倒れもなく、安定して配当利回りが得られると評判です。

ファンドもさまざまなタイプのものを扱っていますので、飽きることがありません。

あえてネックを挙げるとすれば過去に行政処分が下されている点。また、上場企業の運営ではない点は不安を残します。

しかし、金融庁の指示に従ってサービスを改善したことで結果的により安心感につながっています。

知名度や事業者としての実績は抜群となりますので、その辺りに魅力を感じる方にはおすすめとなります。

期待利回り

取扱ファンド

おすすめ度

★★★☆☆

LENDIX(レンディックス)

不動産に特化したソーシャルレンディング事業者です。

知名度は低いですが東急リバブルと提携していて信頼性は高め。期待利回りも上位クラスとメリットが多いといえます。

一方、ファンドの数が非常に少ないため投資機会がなかなかないことはデメリット。

セミナーなどの露出があまりなく、事業者の顔が見えないことや短期間で代表取締役が変わっている点は不安も残しています。

期待利回り狙いならおすすめですが、メリットもデメリットもあるサービスといえるでしょう。

期待利回り

取扱ファンド

おすすめ度

★★★☆☆

ポケットファンディング

沖縄初の沖縄に特化したソーシャルレンディングサービスとなります。

2019年8月には3周年を迎えるなど実績も豊富で、沖縄の不動産や軍用基地などを扱ってるため独自色が強いということができます。

期待利回りは平均水準ですが、稀にLTV率が極端に低い不動産のお宝ファンドが登場し、すぐに完売する現象も起こっています。

ホームページも沖縄ののんびりした温かい雰囲気があって引き込まれます。

第一に始める必要はないかもしれませんが、余裕があれば押さえておきたい事業者です。

期待利回り

取扱ファンド

おすすめ度

★★☆☆☆(5つで満点)

maneo(マネオ)

国内最大規模をほこるソーシャルレンディング事業者がmaneo(マネオ)です。

maneoはmaneoマーケットを展開しており、その中で複数のソーシャルレンディング事業者に投資できるのが特徴。

しかし、残念なことに一部の事業者で不正が発覚し、現在はmaneo自体の信頼が揺らいでいるという現状があります。

maneoマーケットにはLCレンディングなど上場企業関連の優良事業者もいるので一概におすすめできないわけではありませんが、一部の事業者で遅延が多発し、その回収の見込みが不明なところがありますので様子見が吉だと感じています。

元々、業界トップの立ち位置にいましたので、再びおすすめランキング上位になる可能性はありますが現時点では星一つとさせていただいています。

期待利回り

取扱ファンド

おすすめ度

★☆☆☆☆(5つで満点)

ソーシャルレンディングのおすすめランキングまとめ

信頼性が高い事業者を最優先としたため、サムライ、オーナーズブック、クラウドクレジット、SBIソーシャルレンディングなど、上場企業が運営していたり、上場企業から出資を受けている事業者を優先した結果となりました。

もっともおすすめはサムライ

その上で、ソーシャルレンディングの人気が過熱し過ぎて投資できないという問題を踏まえ、第一位はサムライファンディングとさせていただきました。

注意点としては、サムライの良さが広まってしまうと瞬く間に人気が過熱する恐れがありますので、できるだけ早めに始めておくことをおすすめします。

ソーシャルレンディングは分散投資でリスクを分散させることが大切なので、最低でも2~3つの事業者のサービスを利用し、バランスのとれた投資を心がけていきましょう。